見出し画像

Twitterにいるブロガーの9割が稼げてない理由 その1 【サイトのジャンル選定に関する考察】

この記事は連載の第2弾です。
第1弾第3弾第4弾第5弾はこちら。


いちのせ( @ichinose_seo )です。



初めての方もいらっしゃると思うので自己紹介します。



私は作ったらほぼ更新いらずのサイトばかりを制作し、SEOサイトで月500万円以上稼いでいるアフィリエイターです。


一橋大学を卒業し、大手商社で働いていましたが、副業のアフィ収入が給料より大きくなったため独立しました。


会社員時代からも含めてサイトビジネス歴はもう10年近いです。


そのような背景もあり、私は他人のサイトを見れば、どれくらい儲かるサイトで、今後どれくらいまで伸ばせるポテンシャルがあるか大体分かるのですが、、


Twitter上で「ブロガーです」「アフィリエイターです」というプロフィールで活動されている方々のサイトの大半に対して


「そのまま続けるより路線変更した方がいいよ、、、」



と感じています。


といっても


「意味がわからない」
「いや自分はそうは思わない、お前が言ってることはおかしい」
「自分のサイトはポテンシャルあるから大丈夫」
「うるさい、なんでお前は上からなんだ」



などと思った方もいるでしょうから、まずはその理由を説明していきますね。


あなたが儲かると思うサイトは儲からない。


私が「Twitter上のブロガーさん達のほとんどが路線変更した方が良い」と思っている主な理由は「サイトのジャンル選定が悪い」ことです。



おそらくあなたも


「このジャンルでブログやりたいな」
「自分の得意ジャンルだし」
「続けていけば儲かる可能性ありそう。他に稼いでる人もいるし」



などと思って始めたのではないでしょうか?



しかしあなたが「これは稼げるかも!」と思ったサイトやブログは、残念ながら他の誰かも同じように思いついています。



これは私も含めて99%の方がそうです。


例えば、会社員のブロガーさんがビジネスノウハウを書き連ねているブログ、結構多いですよね。



でもそれって、会社員をやっている人なら誰でも思いつくんですよ。


「自分が学んだビジネスノウハウを書きたい、、」
「実践しているお金の知識を伝えたい、、」



みんなが思うことなんです。



会社員って世の中に何千万人といるので、残念ながらそういうサイトやブログは、実際のニーズ以上に乱立しています。



同じものがたくさん存在していたら、そりゃ勝つのは至難の業ですよね?



前の記事でも、検索上位を取るためには、他の人と違う観点で記事を書くべきだと伝え、その方法論を具体的に紹介しましたが、


▼【SEO無双】初心者ブロガーやアフィリエイターでも、競合激しいジャンルで検索上位を取るコツ教えます。(前の記事
https://note.com/sitemaster/n/n2bf346831266



他の人と違う観点であるべき」というのは、記事単位のみならず、サイトやブログのテーマを決める時点から実はもう始まっています。



あなたが思いつくものは、あなたが思った以上に競合が多いんです。


あなたには競合に勝つ力はない



そうは言っても、あなたは自分のブログを立ち上げた時に...


「自分はこのジャンル結構詳しいから」
「好きだから」
「勝てそうだから」



と思って始めたはずです。



特化ブログであればなおさらそうでしょう。


しかし残念ながら、大半のケースにおいて、



あなたよりもっと詳しい人も
あなたよりもっとすごい人も
あなたよりもっと好きで時間を掛けている人も



たくさんいるんですよ。



例えば、



思い切って会社をやめて1日中ブログ作成に費やしている人に、あなたのブログは勝てますか?



東大を出て三菱商事で働いている人のブログよりあなたのブログは面白くて有益ですか?



大量の従業員を雇って戦略的に記事を量産しているベンチャー企業ののサイトより、あなたは高品質な記事をたくさんアップすることができますか?


ようはそういうことなんです。


誰しも


「俺はマーチを卒業してるしブログやってる人の中では頭いいはずだから」
「東京海上の社員だから保険については他の人より詳しいはずだから」



などと、


自分の相対的優位性」を理由に、運営するサイトやブログテーマを決めてしまうのですが、


実がそこが根本的な間違い。


SEOで成功したいなら、あなたは「他の人より相対的にすごい」ではなく「絶対的な1位」でなければなりません。



なぜ1位でなければならないのか?


それはSEOが1位でなければ勝てない仕組みになっているからです。


下の表を見てみてください。

キーワード「本田圭佑」で調べた結果のアクセス数と各順位の流入割合。これはどのキーワードで調べても大体同じです。


この表の通り、SEOの絶対的な勝者は1人だけです。


検索順位1位が「全検索ボリュームの40%以上」を一人で掻っ攫っていきます。



10位のサイトが得られるアクセスは「検索ボリューム全体のたった3%くらい」です。



1ページ目に表示されている10位のサイトですら、です。



2ページ目に入ればもうほぼアクセスは流れてきません。



だから、そのジャンルで1位を取る見込みを持ってサイトを作れないなら、正直言ってそのサイトが成功する確率は非常に低いのです。


(もちろん趣味サイトなら別に気にしないでいいと思います。稼ぎたい場合の話です)。



じゃあどうすればいいのか。



簡単です。



競合が一切いないジャンルを見つけ、そこで1位を取る。



これが正解です。


競合0のキーワードで勝負する。



競合がいないキーワードでサイトを作れば絶対勝てます。



当たり前ですよね。



競合がいない以上、1位確定です。


会社員ブロガーであろうが、毎日2時間しか更新時間がなかろうが、負ける確率はゼロです。だって競合がいないから。



そして1位に君臨すれば、その検索ボリュームの40%以上を掻っ攫うことができる。



適切かつ具体的な目標数値を事前に立てて、そこに向かって行動していけるようになるわけです。(これ超重要。なんとなくでやってる人の大半は成功しません



また、競合がいない以上、1位を取った後はサイトを一切更新せず放置したと
しても、負けることはありません。


だから空いた手で次のサイトを作り始めることができる。


ようは、あなたがハーバード大卒のマッキンゼー勤務のハイパーエリートでもない限り、


もしくは「あなたがサイトやブログを作りたいジャンル」で、圧倒的に実績がある唯一無二の存在でない限り、


基本的に「敵がいないところで1位を取る」という思考の方が、楽に、そして確実に勝てるわけです。


「月20万円のサイト」も損切りした方が良い。


ここまで読んで


「へえ。でも自分が運営してるサイトは競合いるところで作ってるけど、月20万円も稼げてるけどね」



って思った方もいるかもしれません。



でも私は、そういう方の大半は稼げてるとは言わないし、また今後それ以上稼げるようになる確率も非常に低いことをよく分かっています。


少なくとも私がこれまで見てきたアフィリエイターはそうでした。


月5-30万円くらい稼いでいたアフィリエイターの肌感8-9割は、そのうち稼げなくなってサイトをやめていきます。


正直信じられない話だと思いますが、事実です。


だから、その程度のサイトは、実はさっさと損切りした方がいい。


理解できないと思います。


簡単に言えば「サンクコストと比較優位の問題」なのですが、分かりやすく説明するともう1記事分くらいの長さになってしまうので、


ニーズがありそうなら次の記事で詳しく説明します。


この記事は連載の第2弾です。
第1弾第3弾第4弾第5弾はこちら



ここまで読んでくれてありがとうございました。



P.S.

なお、私が月500万円稼いでいるスキームはこちらにまとまっています。

▼放置で月10万円〜を稼ぐ「キーワード選定とSEOサイトアイデア」の教科書。
https://note.com/sitemaster/n/n3aa98be9368f

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?