Tableau Serverサイト運営の投稿-15
事業会社でTableau Serverのサイト管理者を担当しています。(Tableau Cloudでない、自前のTableau Server管理です。
今回以降は具体的に管理するためのデータソースについて記述していきます。まずは何はともあれ、Tableau Server利用ユーザーの管理を考えましょう。
TableauServer利用ユーザーの管理課題
現在のユーザー数は?
現在のユーザーは何人か?普遍的な管理課題ですよね。もちろんサイト管理者はWebUIで調べればすぐわかります。
(例えば半年前と比較して)ユーザー数は何人増加したか?
これはWebUIではわかりません。半年前の情報との比較が必要です。
ユーザーの名前やメールアドレスは?
WebUIでは一人一人はわかっても一覧性は欲しいですね。また、組織外のフリーアドレスを登録されているとサブスクリプションなどで情報漏洩の懸念もあります。登録アドレスのモニタリング業務は必要になります。
各ユーザーのライセンス種類は?
これもよくある課題だと思います。やはり一人一人は見てられません。
そのユーザーはいつ登録された?又は更新された
台帳でもない限り、データを見た方が早いです。
ユーザーは最近Tableauを利用しているか?
管理者側のKPIにもなると思います。これもデータから判断しましょう。
管理用のデータの作成
Tableau Desktopで必要に応じて参照してもいいですが、できればTableau Prep Builderの機能によりデータベースにテーブル出力しておきましょう。出力できるデータベースソフトの種類はTableau Prep Builder(又はTableau ServerのPrep機能)に実装されているコネクタに依存します。組織内で利用しているデータベースソフトが対象外の場合はTableau Server内に抽出データとして保存しておきましょう。またもし所属組織がData Management Add Onの契約を保有しているのであれば、スケジュールを登録して自動実行するようにしておきましょう。
管理用データレイアウト例
リポジトリDBを利用して以下のようなレイアウトのデータテーブルを作成します。テーブル名やレイアウト例です。
テーブル名:Tableau Serverユーザー属性テーブル
おことわり
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っておらず、また、これを保証するものではありません。