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Tableau Serverサイト運営の投稿-05

  • 事業会社でTableau Serverのサイト管理者を担当しています。(Tableau Cloudでない、自前のTableau Server管理です。)

  • Tableau Serverのサーバー管理者やサイト管理者の方々へ
    いかがお過ごしでしょうか?最近は四季でなく二季といってもいいほど寒暖差が激しくなっています。皆さん健康管理には気を付けましょう。管理業務ができる人は少ないんです。自分の体は自分だけのものではありません。

  • Tableau導入後は暫くするとユーザーが広がっていく拡大期になります。この頃にはデザインの華麗なダッシュボードやPrep Builderの効率化効果が事例などで展開されるようになります。こういった日の当たる業務もありますが、我々は縁下の力持ち。昨日よりも今日。少しでもTableau Serverの管理をよくしていきましょう。


パーミッションのロックとネストロックについて(頭が混乱します。)

パーミッションロック

オブジェクト単位にパーミッションは設定できますが、それを実施しすぎると必ず、混乱が発生します。基本はプロジェクト配下のパーミッションは設定時にロックしてオブジェクトの権限を同一化しましょう。ワークブック、データソース、フローなど、あるプロジェクトの下は同じパーミッションが望ましいです。ファイルサーバ内のファイルも表計算、文書、テキスト、プレゼンテーションのオブジェクトは全部同じ権限ですよね。あれと同じです。勿論オブジェクト単位で設定できますが、管理表を作らない限りは人間なんて1か月もすれば忘れます。

ネストロック

ネストは上位→下位への継承を意味します。例えば部署のパーミッションが設定されているプロジェクト配下に自分の個人プロジェクトを作ったら、そこには部署のパーミッションと同じ権限がそのまま引き継がれることがネストです。さらにネストロックの場合は最上位の部署プロジェクト直下でも、配下に作った個人プロジェクトでもオブジェクトに対しては同じパーミッションが設定されることを意味します。

各オブジェクトは秘匿性の高いものもありますので、この考えは組織によって異なりますが、管理業務を効率化するためには、このやり方が一つの解と思います。それでも誰にも見せたくないダッシュボードを作りたい場合には、DesktopのインストールされたPC内だけに留めてTableau Serverにパブリッシュするのはやめましょう。Server上に個別のプロジェクトを作ってパーミッション管理する方法もありますが、異動/退職による引継ぎを想定し、ドキュメントは確りと作っておく必要があります。もともとTableauは製品コンセプトが多数のユーザー間の情報共有を前提としています。そうである以上はServer内のオブジェクトを「なるべく見せないようにする」のはどこかでほころびが出ます。

おことわり

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