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サイトセブンの過去データで高設定を探そう-後編-【データを見る際のポイントを機種タイプ別に解説】
こんにちは、あるいはこんばんは。サイトセブンアナリストのオカヅです。
サイトセブンを使い始めたばかりの初心者さん向けに、ホール選びから機種・台選びの方法を体系的にまとめるシリーズ第3回目の後編です!
全体の大まかな流れはこちら。
サイトセブンの過去データで高設定を探そう
3-前編. データを見る日にち・機種の優先順位
3-後編. データを見る際のポイントを機種タイプ別に解説現場の生情報をホール攻略に活かそう
サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう
5-前編. (下見)初実戦のホールで情報収集
5-中編. (本番)狙い台・立ち回りの具体例
5-後編. 振り返りと反省点長期的なデータから高設定投入パターンの癖や法則を見つけよう
総まとめ
今回は「3.サイトセブンの過去データで高設定を探そう」の後編。データを見る際のポイントについて、機種タイプ別に解説していきます。
差枚数(出玉状況)
🎰使える機種
設置台数の多いAT機、または小役確率に設定差があるノーマルタイプ
⭕️メリット
設置台数の多い看板機種である程度の稼動が付いていれば、どれぐらいの設定で営業されているのかはざっくりと予測することができる
⚠️注意点
差枚数だけで判断しようとすると低設定の誤爆に惑わされやすい
例えば以下のように、全10台で平均差枚数が大きくプラスになっている場合、さすがに高設定が複数使われているんだなということは分かりますね。
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しかし設置台数が多い場合に、"平均的な"設定状況がざっくりと予測できるというだけで、例えば1台だけ+3000枚出ている台が高設定かどうかを差枚数だけ判断するようなことは基本的には不可能なので注意してください。
もちろん終日の差枚数が優秀な台の方が当然高設定の可能性は高くなりますが、高設定でも1日単位では差枚数マイナスになることは珍しくないですし、逆に低設定や中間設定でも出るときは出るからですね。
特に6号機は低設定の方がAT性能が優遇されている機種も多く存在するので、差枚数だけを拠り所にするのではなく、あくまで一要素として参考にしましょう。
初当り確率・初当り回数
🎰使える機種
初当り確率に設定差がついている、かつサイトセブン上の大当り一覧・大当り履歴などで初当り確率を計測できるAT機
⭕️メリット
差枚数で見るよりも精度が高い
⚠️注意点
使える機種が限られる上に、機種毎の特徴(設定差があるポイント)を抑えるのが大前提。さらにサイトセブン上でどのように初当り確率を算出するのか、また同じ機種でもホールによってデータ信号の上がり方が異なる場合があるので要注意
初当り確率に設定差があるタイプのAT機なら、差枚数で見るよりも高設定を探しやすくなります。
ただし使える機種が限られている上に、ある程度の事前知識も必要なので、初心者さんには少しハードルが高めかもしれません。
また少し応用編になりますが、機種によっては大当り履歴から設定差の大きい初当りを見抜くことで、設定推測することも可能です。
以下のコラムで具体例を挙げながら解説しているので、興味がある方はぜひご覧ください。
ボーナス確率
🎰使える機種
ノーマルタイプ全般(ジャグラー・ハナハナなど)
⭕️メリット
平均ボーナス確率で全体の平均設定が大体分かる
⚠️注意点
ボーナス確率の設定差が小さく、あまりアテにならない機種も中にはある。またBIG確率よりREG確率の方が設定差が大きいなど、機種毎の特徴はある程度把握しておく
ジャグラー・ハナハナなど、毎ゲーム同じ確率で大当り抽選が行われるノーマルタイプの機種では、ボーナス確率を見るのが基本です。
サイトセブンなら大当り一覧の一番下に平均ボーナス確率を表示してくれているので、どのぐらいの設定配分で営業しているのかはすぐに確認することができます!
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また設定6の本来の確率を大きく上回る、(そんなものは存在しませんが)設定10⁉みたいな超優秀台が定期的に確認できれば、設定6が使われている根拠にもなりますね。
【関連コラム】
総ゲーム数
🎰使える機種
ほぼすべて
⭕️メリット
どの機種でも使える。台の知識がいらない。
⚠️注意点
低設定でもぶん回されるような客付きが良すぎるホールでは使えない。また設定狙いで終日ぶん回す人がいないと成り立たない方法なので、客層によっては使い辛いホールもありそう。
終日ぶん回されている台(総ゲーム数8000G以上が目安。より回されているほどプラス要素)があれば、経験上それだけで高設定だった可能性が上がります。
例えば以下のようなケース。
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全体的は稼動状況は平均2500Gほどですが、一台だけ52番台が8000G以上回されています。この台のスランプグラフを見ると……
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一撃の出玉に恵まれず、最終結果は差枚数微プラス。非常に地味な展開だったことがスランプグラフから想像できます。
差枚数・初当り確率など他の要素も付いてきているのがベストですが、個人的には上に挙げた例のように、差枚数はプラマイゼロ付近、最悪マイナスでもそこまで気にしません。
例えば高設定濃厚演出が出たなど、負けていても粘るだけの強い根拠・理由があったと考えられるからですね。
もちろん設定とか関係なく台を楽しみたくて終日ぶん回されただけの可能性もあるので不確定な部分は多々ありますが、個人的にはかなりオススメの方法です!
前回と今回で、サイトセブンの過去データを見る際のポイントについてざっくり解説しました。
高設定が使われていることが分かれば、次はいよいよ実戦編です。
次回のコラムでは、実際にホールに行かないと得られない生の情報をホール攻略に活かす方法について、具体例をもとに解説していきます!
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