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山陽電車「なぞときさんぽ旅」へ行ってきました(感想)

お正月は家族で謎解きへ。山陽電車の「なぞときさんぽ旅」に行ってきました。山陽電車とは、神戸(西代駅)から姫路(山陽姫路)まで、兵庫の南部を東西に走る電車です。関西の人でも京都や大阪に住む人にとってはあまり馴染みのない路線だと思います。今回は家族でプチ旅行のつもりで参加しました。

〇おすすめポイント

本作は、山陽電車を普段使っている人より全く使った事のない人お勧めです。謎は東(神戸方面)から西(姫路方面)へ移動していきますので、スタートは神戸市内の駅からが最適です。お勧めポイントとしてはまさに旅行気分で謎解きを楽しめることです。私は普段神戸から西へは全く行かないので、初めて降りる駅ばかりでとても楽しめました。駅に降り立ってから謎を解くまでの歩く距離もそれほどではないので、へとへとになることもなく小学生低学年くらいのお子様と一緒に遊んでも大丈夫かと思います。降りる駅も海辺の町や高いビルのない町など普段の生活とは違った町へ降り立つことができ私自身はとてもリフレッシュできました。謎解きをがっつり楽しむというよりは本作のタイトル通り電車で散歩を楽しむくらいの気分で参加されると良いと思います。

明石大橋は間近で見ると迫力あります


〇謎解きのレベルとお昼ご飯ポイントと全体時間

謎解きのレベルは割と優しめです。慣れている人であればほぼノーヒントで解けると思います。どちらかといえば謎解きをやったことがない初心者の人にはちょうど良い感じなので、初めての方や家族で楽しむのが良いと思います。お昼ご飯ポイントのお勧めは謎4の駅です。とはいえ今回は謎解きブックにそれぞれの駅でのおすすめショップが書かれているのでどの駅でもそれなりに食事は可能かと思います。私はお正月に行ったので謎4の駅でお昼をとって正解でした。また、今回の謎解きでは工作的な要素が割とありますが、テーブルを使わなければならない謎は謎4と最後の謎くらいなので、謎を解くために喫茶店などに入る必要はあまりないと思います。全体時間でいうと、私たちは9時からスタートして終わったのは16時頃でした。家族四人で割とゆっくりしながら解いての時間です。9時から始める必要はないかもしれませんが10時には始めた方がお昼をゆっくりと楽しめると思います。

お昼は明石焼き


〇感想

今回の謎解きは、謎解きも易しめということもありゆったりと楽しめました。少しだけネタバレになりますが、最後の駅はあの世界遺産の街です。正直折角その近くまで行ったのに世界遺産へは立ち寄れなかったのがとても残念でした。ですので、私のお勧めとしては世界遺産の街に宿をとり一泊の宿泊付きで楽しむのが良いかと思います。宿泊すれば謎解きが終わってホテルで少し休んでから夜ご飯にローカルフードを堪能し、次の日に世界遺産をゆっくりと楽しんで帰るというのがベストだと思います。そうすると、きっぷ代が別に掛かってしまいますが、それぐらいの余裕を持って楽しむ方がより楽しめるのではないかと思います。

電車謎解きの性質上、どの駅で降りるかはネタバレになりかねませんが今回の路線で行うのであれば最初と最後の駅はほのめかす程度でも明示された方が良いのではないでしょうか。そうすれば旅行とも組み合わせやすくなり、より楽しめるのではないかと思いました。街歩きを楽しむというより、旅行の道中にナゾトキを組み込むというのもありなのではないでしょうか。


日本初の世界遺産は遠めでも美しい


山陽電車「なぞときさんぽ旅」公式ページ


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