小話:海の日
今日は海の日です。
皆さん、海の日が国民の祝日として制定されていますが、なぜ海の日が制定されたのか?という理由をご存知でしょうか。
ご存知の方々も多いと思いますが、制定の主旨は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」というものです。
また、内閣総理大臣から海の日に関するメッセージが発せられていることを鑑みると日本国政府として、この祝日を政治的に重視していることを広く内外に知らしめようとしていることが理解できます。
日本は四方を海に囲まれた紛れもない海洋国家です。
東アジアは今、世界の中でも稀に見る国家間のパワーバランスの不安定な地域です。
少子高齢化や中華人民共和国の軍事力による台頭、ウクライナ情勢による経済悪化等、私たちを取り巻く情勢は厳しい状況です。
政治が今取らなければならない行動は歴史に学ぶことだと考えます。
先人の知恵は馬鹿にできません。
私は高坂正堯氏の示す戦略が今後の日本に多くの示唆を与えてくれていると感じています。
ユウウツな三連休の最終日、少しでも海の日をきっかけに日本のあるべき姿を考えてみませんか。
了