うつ病になったときのこと㊺
嫁はマクドをほおばりながら私に言いました。
この子はハーバード行けるってよ~すごいやん。先生べた褒めやで!!東大でもええやんか~
どんだけ浮かれとんねん。そもそも二人ともその学校に行けるほどの学力ありませんやん・・・と内心つぶやきました。
まあ、順調に育ってきているってことでよいことやで、しかし。
嫁はご機嫌にドラクエを始めました。
私は明日の課長面談のことで頭がいっぱい、頭痛いっぱいでした。
とりあえず横になり、目を閉じましたが不安しかありません。
何を聞かれるんだろうか・・・私が職場に出なくなってから初めて会うことになります。
まだ昼下がりでしたが、夜は寝られそうにない予感しかしません。
ああ、今死ねたら楽なんだろうなぁ・・・・
でも子どもの顔をまだ見てないのに死ぬのもなあ・・・・
俺、まだこの世に未練あるじゃんと心の中で苦笑いしながらも布団にくるまっていました。
よっしゃあああああああああ、鍵みつけたぜ~い
見て見て~ここにあったんやでって
嫁のドラクエ実況がうるさくて頭痛が増長されていくのでした。
つづく