小話:はじめに言葉ありき
人間は、言葉をもってコミュニケーションをはじめることができる。
聖書には人間の本質を見事に突いている。
子どものころからテレビでよく見ていたオッチャンは私が自衛隊に入ったと同時に世間から姿を消しました。
子どもながらに言いたいことをよどみなく上手に喋るオッサンやな、程度の感覚でしか見ていませんでした。
齢を重ねるたびに上岡さんもそうですが、タモリさん、志村さんの知的レベルの高さを思い知らされるわけです。
表には出さない積み重ねた努力の結果なのだと頭が垂れる思いです。
このような方々の言葉は広く聴衆の共感を呼び、心を掴むのでしょう。
政治家の方々も様々な努力をされているのでしょうが、誰のために向けられているものなのでしょうか。
国民の心を掴むことができないのは、誰のためにという主語を間違えている可能性が高いのかと推察されます。
上岡さんは、周りを楽しませるために努力され、それが実ったのでしょう。
いずれにせよ、関西のしゃべりのウマいオモロイオッサンが旅立たれたことは寂しい限りです。
合掌
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