うつ病になったときのこと257
私は、そのままの流れでドアをノックしました。
室内からオッサンの声で、「どうぞ」という声が聞こえてきました。
入室すると二人の中年男性が座っていました。
向かって右側は明らかに現場ばかりやってきたようなこわもてのオッサン
左側は、ホワイトカラーを前面に出した事務職一筋のようなオッサンでした。
面接ではうつ病のことを主体に質問されました。
車の運転はできるのか。
現在服用している薬の名前を可能であれば教えてほしい
等々・・・
かなり個人情報に突っ込んだ質問が続きました。
面接室を出て腕時計を見ると1時間も面接していたことがわかりました。
私は徒労感で足を引きづりながらその会社を後にしました。
つづく