現代差別の基礎知識
昔はねエタひにんって呼ばれてる人がいて
そいつらは先天的に頭が弱かったり見た目が汚かったりして
差別を受けてたんです
でもそんなのは全時代的だよねってなっていって言葉がなくなっていったんです
それから在日コリアンや日本の貧困層である部落が差別の対象となりました
その人個人っていうよりは人種や住んでる場所ってので差別するようになったんです
でも部落ってのも今はうやむやになっていって、若い人にはピンと来ないようになってます
今もあるんですけどね、ただ近代社会になると自分で金稼いで好きなとこに住めばいいだけなんで部落とかどうでもよくなってます
ってわけで今は差別はなくなりましためでたしめでたし
というわけではないんです
カテゴライズが無くなっただけで差別という概念は残っているんです
今でも精神疾患や発達障害は差別の対象です
20年くらい前だとうつ病ってだけでヤバい奴扱いする人もいました
なぜ差別が起こるかというと未知なものだからです
「よくわからんものは危険だから近寄らない」というのは生物としての本能です
しかし情報がいくらでも手に入る現代、わからんものっていうのはほとんどなくなりつつあるわけです
なので昔みたいなわかりやすい差別というのは無くなっていってます
ということでいずれ差別なんて無くなりますねめでたしめでたs・・・
ってわけでもないんです
人はやっぱり差別がやめられません
職業で、見た目で、学歴で、年収で
人を見極めやすくするためにはカテゴライズをしないといけないんですよ
差別は人が生き残るための知恵です
その精度が上がっていってるだけで差別そのものは無くなることがないんです
ボクも美人とブスとで対応は全然変わりますよ
平等にしてたら頭も悪くて貧乏でブサイクな遺伝子がいつまで経っても消えないんでかわいそうな子供が増えていきます
平等こそが悪なのです