自粛への正義感を振りかざすな

こんにちは、ししおです。

緊急事態宣言が延長され、まだまだ予断を許さない状況が続いています。

そんな中で、度々話題になるのが
自粛をしていない人を叩く文化です。

もちろん、これだけ危険視されている状況下で
安易に旅行に行くのは間違っています。

ですが、そこまで叩くほどのことでもないのに
必要以上に攻撃する人々をよく見かけます。

・営業している飲食店
・自県ナンバー以外の車
・公園でランニングする人たち

たしかに、外出を避ける。
3密を避けるということをしなければなりません。

しかし、過剰に攻撃をすることは
自分自身のストレス発散をしていることになります。

人間は、自分たちが属している集団以外を攻撃する傾向があります。

これを「内集団バイアス」といいます。

コロナの例言えば、「自粛している集団」か「そうでない集団」

この「そうでない集団」を自粛している集団が攻撃をする。
仕方のないことですが、気分のいいものではありません。

ここで大事なことは、自分自身も攻撃する一員になってはいけない。
ということです。

人を攻撃して得られるのは、その時だけの優越感のみ

そんな一時の優越感に溺れないように自分自身を制さなければなりません。

そこでオススメなのが、普段から異なる要素を取りいれることです。

「内集団バイアス」の正体は一種の同調圧力です。

自分たちと違うことをしているから攻撃してしまう。

だったら、異なる考え方を受け入れられるようにしていけばいい。

なので、普段のルーティーンとは違う行動を意識的に取るようにしましょう

例えば、いつもとは違う道を使って帰る。
初めていくお店に入ってみる。
まったく興味のない雑誌を読んでみる。

こういった行動が多くの集団への理解へとつながります。

コロナ情勢の今だからこそ
他人を攻撃するのではなく
自分自身の世界を広げることに時間を使ってみてください。

ではまた

~まとめ~
・自粛していない人への攻撃は内集団バイアスによるもの
・内集団バイアスは自分の環境で作られる
・自分の世界を広げ、他人を攻撃することを防ごう

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