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嫌われる勇気を持てるようになった話①

私は今までの投稿で幾度も
「昔に比べて楽して仕事の成果が上がった」
と述べていましたが
その要因の一つとして
人の目をあまり気にしなくなった
というのが大きいように思えます。

人は一般的に
年齢が若ければ若いほど
人の目を気にして
年と共に
気にしなくなるという傾向が強いと
私は思うのですが

私の若い時のそれは
人一倍でした。

物心ついたころから
人の目を気にしてビクビクし
それに脳のリソースを割くことで
仕事の集中力が下がっていたのではないかと
感じています。

今となっては
それもなくなり
いろいろあった若い頃の私からすると
ある意味完成形を迎えたような状態で
また別の悩みを抱えている私でしたが

若い頃は本当に人に嫌われまいと必死で
それが最重要事項のようでした。

そうなってしまうと
仕事に一生懸命なようであって
どこか私の仕事ぶりといったら
サボっていると思われないようにしなきゃ
というような
仕事の本質とは程遠いものになってしまい

別のことに脳のリソースを使っているから
パフォーマンスが下がり
結果として
頑張っているのに結果が出ない
というきつい状態を
繰り返していたのかと思います。

物心つくころに
そんなに人の目にビクビクしていたのも

今そうならなくなったのも
いくつもの要因が重なって
そうなっていったような気がします。

人の目を気にするきっかけになった
一つの出来事として
今でも印象に残っていることがあります。

それは小4の時に同級生から言われた
「SISちゃん、ぶりっ子って
 女子から嫌われているよー」
という一言からでした。

私は内気で自分の思っていることを
はっきりと言葉にするのが苦手で
今もそれは変わらないのですが
「ぶりっ子」というイメージを払拭するために
ボーイッシュな言動を心がけたのです。

それは今日に至っても
ボーイッシュなファッションなどで
残っており
ただ人に意見を言えない性格は
一朝一夕に直せないし
それどころか
その出来事をきっかけに
より人の目を気にするようになりました。

そして人の目を気にしていた割に
私はナチュラルに
人と違う言動をしていたからか
「KY(空気が読めない)」
とも言われるようになりました。

当時流行っていた言葉だから
というのもありますが
私はこの言葉が大嫌いで
どこかで「KY」と聞こえると
自分のことかと怯えたものでした。

こんなビクビクした態度で
人と接しているわけですから
恋愛もあまりうまくいくことがなく
いつも勝手に一人で考えこんで
自爆しての繰り返しでした。

そんな私に転機が訪れます。

つづく


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