自分を知りたければ過去を思い出してみる②
前回小学生の時に好きだった
Hくんの話をしました。
Hくんは中学校でも同じクラスになり
しかもなんと
出席番号の関係で
隣の席になってしまったのです。
当時私は自分に自信がなく
好き避けをしていたので
「うれしい」という気持ちよりも
「恥ずかしい」という気持ちの方が
強かったのを覚えています。
Hくんと仲の良かった
グラウンドに残ったもう一人の男の子
(以下Yくん.仮名)は
私の友達二人と同じクラスになりました。
私は仲が良かった友達と
ほとんど離れてしまったので
友達とYくんのいるクラスに
休み時間には遊びに行くことが
しばしばありました。
そしてある時
Hくんの口から
「YがSISに気がある」的なことを聞き
それが一気にうわさとして
広まりました。
私の好きなHくんも
みんながYくんの話をして
からかっていました。
私がYくんのいるクラスに
出入りしていたのも
周囲に勘違いされてしまいました。
私は友達に会いに行ってるだけなのに。
なのにある時
私がいつものように
そのクラスに顔を出すと
Yくんから言われました。
「来るなよ、気持ち悪いな」
私はそれ以来
そこに行くのが怖くなって
男の子が怖くなりました。
今なら言い返せるのに。
「いやいや、
あんたに会いに来たわけじゃないし」と。
HくんもYくんも
仲は悪くなかったはずなのに
その一件で私は一気に自信がなくなり
あまり話せなくなりました。
その後私は男の子から
気持ち悪がれる存在なんだと
印象的に心に刻まれ
その後父親の不倫がきっかけで
親が離婚することになり
より私の男嫌いに拍車がかかりました。
転校先でもそれは悪化していき
中学、高校で男の子と喋った記憶が
ほとんどありません。
これは私以外にも
実は多くいるのではないかと
思いますが
「自分が異性には相手にされない」
というようなマインドセットを持っていると
少し親切にしてくれただけの異性に
簡単に恋心を抱いてしまいます。
高校を卒業したばかりの私は
そういった確かな「恋愛感情」を
失っており
自分に少し興味を持ってくれた人に
簡単についていったような気がします。
人は少し自己肯定感が下がると
簡単にこのような状態に
陥ってしまうように
周りを見ても感じます。
つづく
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