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#14 神戸に来ています〜ユーザー視点に立って感じた課題〜
シルタス代表の小原です。
最近嗅覚が戻ってきまして、子供のおむつ替えの時に香りの強烈さに幸せを感じております。
「シルタス小原の、できれば昼からビールを飲みたい!」
番組のタイトル通り、ビールを飲みながら、ゆるーく喋っています(笑)
シルタスに興味を持っていただいた方だけでなく、ヘルスケアビジネスやスタートアップに関心がある方に向けて、配信エピソードをお届けしていきたいと思います。
毎回マニアックなビール紹介もしているので、ビール好きの方にはぜひをPodcastも合わせて聴いていただけたら嬉しいです!
オープニング
皆さん、こんにちは、シルタスの小原です。
「今日のビールは」と言いたいところなんですが、ちょっとまだ体調が治っていないので、今日もビールなしでお話しできればと思います。
肺炎になってから、1ヶ月 ビールを飲んでいないので、ちょっとどんな味だったのか忘れてしまっています。このまま禁酒 できてしまったら、健康のことを思えばすごくいいのかもしれないですし、
食べる楽しみっていう意味では、いやこのまま禁止してたまるかっていう気持ちと。
なかなか難しい葛藤を抱いています。
神戸のダイエーさんにお邪魔しました
今日はゴールデンウィークということもあって、神戸市に来ています。
神戸市といえば、私の父方の親戚がたくさんいるところなので、子供の頃からよく来ていた場所です。
仕事という意味では、シルタスをリリースさせていただいた、1番最初のダイエーさんと神戸市さんと 実証実験という形で、この神戸市でシルタスをスタートさせていただきました。
昨日はこの 神戸の中でも、ダイエーさんの旗艦店とされている三宮店で買い物をしてきました。
三宮店は、3年前シルタスがスタートした時に、記者会見を シルタスのリリース記念に記者会見をさせていただいたお店でもあり、旗艦店というだけあって生鮮はもちろん、お酒、ワインビール、おつまみ全てがすごく品揃えが多くて、 今行っても見たことない野菜が置いてあったり、お肉が置いてあったり、いつ行っても楽しいお店です。
買い物は 楽しませていただいたんですが、それ以上に今回嬉しいなと思ったのがお店のお野菜売り場、お肉売り場、お魚売り場どこに行ってもスクリーンが 置いてあって、いろんな動画が流れてるんですけれども、シルタスの動画が本当に頻繁にどの売り場でも流れていて、3年経ってるのに、ここまであの協力していただいてるお店の方にありがたいなって思いました。
シルタスの動画を流してくれるありがたさ
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動画は大体30秒から1分ぐらいの動画で、
「シルタスがこんなことできます」
「買い物から栄養バランス整えませんか。」
「いつも、同じものを買ってしまって、栄養バランス困ってないですか。」
「シルタスを使えば、買い物をしているだけで、誰でも簡単に 栄養バランスの整った良い買い物ができるようになります。」
と。こんな案内をしてくれているんですね、
当然私たちもあのこの動画一緒に作らせていただいたので、 私たちが伝えたいメッセージが全て詰まっている。
これが常に流れてるのは、ほんとにありがたいなと思うと同時に、
これだけお店で訴求していただいてるのに、
今のダウンロードのユーザー数の伸びだと、これはいけないなと、合わせてすごく危機感も 感じました。
今回は、本当に自分が買い物しているユーザーとして、この動画を見た時に そうだよな、これじゃあユーザー数伸びないよなっていう気持ちも正直感じました。
なぜかというと、買い物をしている時って、美味しそうなものがいっぱい並んでいて、
「今日何買おうかなとか」「 これ買って、今日夕飯どうしようかな」
「今日の お会計大体いくらぐらいに収めたいから、これ買おうかどうか迷うな」
と、本当に色々なことを考えてる中で商品目の前にすると、栄養バランスだとかを考えている余裕がなくなってしまうんですよね。
そんな時にこう動画で 「栄養管理ができます。」っていうメッセージが、いかに刺さらないか、みたいなことも、ちょっと改めて今回実感しました。
動画から感じた訴求のタイミングの課題
一方で、健康のことを考える時間がないのかっていうとしっかりあるんですよね。
やっぱり体を壊してる時だとか、ちょっと子供の寝顔を見ながらちゃんとこの子が大きくなるまでしっかり仕事をして自分も健康で言いながら子供と一緒に過ごしたいなとか、 ふと健康を考える瞬間に、その動画があれば、ダウンロードしてるのかもしれないな。と
一方で、やっぱりこういわゆる本当にカスタマージャーニーを考えた時に、こう買い物してる瞬間と、私たちが訴求できるチャンスとタイムラグがあるっていうのは、本当に埋めなきゃいけない課題だなっていうことをすごく改めて思いました。
そもそも、こう予防っていう領域は、今体を壊してるわけではないので(ペインがないので)すごく難しい領域だと言われ続けています。
当然それを意識しながら今までプロダクトの開発だとか、マーケティングをしてきました。
一方で、日本人って未知なことー今病気になってない、今後なるかもしれないしならないかもしれない、 この未知なこと(予防も未知ですね)ーに対して結構分からないんであれば、備えておこうっていうような国民性があると思ってます。
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わからないから備えてーそれこそ災害に備えて何かを買っておかなきゃとかー将来こうどんなことがわかわ起きるかわからないから、「保険に入っておかなきゃ」だとか「子供が何か将来困らないように、いろんなことをできるようにしておこう」だとか、
未知なことに対してペインがないから動けないっていうのは、ある意味正しいようで、 でも、そうでもないんじゃないかなって、この予防の領域をやりながら、僕は常々思っています。
じゃあ、この「病気にならないように、栄養バランスを整えておこう」っていうことと、「災害に対して備えておこう将来の病気に対して保険に入っておこう」
何が大きく違うのかを考えると、こう備えておくことのその効力感。
それこそ、地震が起きた時に水を買っておこう水を買っておけば、これは必ず役に立つし、病気をした時に保険に入っていけば、必ず役に立つ。
一方栄養管理って、本当にこれやっとくことで必ず役に立つのかわからないよな。
なんか、この違いがすごく大きいのかなと思っています。
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なので、僕らがやらなきゃいけないこと、それは、その買い物のタイミングではなく、健康のタイミングで、健康気にするタイミングで訴求するってことも大事です。
けれども、自分がやってることが、しっかり効力として発揮できる。自分をちゃんとコントロールできてる。といった自己効力感だとか、本当に備えになっているという気持ちを醸成する(徐々に作り出す)ことがこう予防の領域において、大事なのかなと思っています。
なので、私たちが今後 プロダクトを作る上で、大事なのは、その効力感をしっかりと作っていくことと合わせて
買い物をしているタイミングに訴求できるっていうのは、すごくチャンスなので、こう買い物している方々が ペインとして感じてることも合わせて、ダイエーの三宮店さんのスクリーンを使って、 ちょっと訴球のポイントを変えていく。この両軸からあのしっかりとやらせていただくことで、ユーザーを増やしていけたらなと思います。
予防の領域の難しさみたいなことを今回神戸で 改めて自分がユーザーとして実感をしたということとともに、やっぱりこういろんな方にはも協力していただいて、 シルタスというサービスが成り立ってるんだなっていうことを改めて感じました。
スーパー、食品メーカー、もちろんユーザー。そして、一緒に開発してくれている社員 全ての人に感謝しながら、なんとかこのプロダクトを広めて、世の中の人がより 健康なんか気にしなくても心配しないで、楽しい食生活が送れるような社会にしていきたいなと思いました。
エンディング
今日は一旦ここまでにできればなと思います来週あたりにはビール飲みながら、こういう話ができるといいなと思います。
何かご質問やお問い合わせ、働いてみたいとかあれば、コメント欄から是非
メッセージをいただければと思います。
それでは良い休日をお過ごしください。