SRP AJ2rのターン/5
UTG vs BB SRP
フロップAJ2rで33%CBコールの状況。
ターンAJ2XrでBBチェック後のアクションについて考えている。
前回オーバーベット頻度とナッツ級のハンド割合との関連についてみてみたら、ある程度の関連がありそうだが、他の要素も関係してそう。ということで、コメントもいただいて、ストレート完成ボードかどうか?というところが関係してそうだった。実際にグラフの5と6のところ、9と10のところで大きくベット頻度が動いている。
ナッツ級ハンドがストレート完成である場合、リバーでペアボードになった際にフルハウスにまくられてしまう。同様にナッツ級が2pやセットの場合にはストレート完成にはまくられる。前者はストレートのheroが大きいベットをしても相手の2pやセットはコール以上のアクションのためプロテクトできないが、後者はオーバーベットで十分にプロテクトできる。これらから、前者の方がナッツ級ハンドのモチベーションが低く、オーバーベット頻度が下がると考えられる。また、前者はフィアーカードはガットの4枚なのに対し後者は10枚くらいはある。これも関係しているのかもしれない。
このように考えてみたが、考え方としてどうだろうか。
以下追記。
じゃあストレート完成でないボードのターンオーバーベットのバリューターゲットはどこなのか?ということで、ターン7とQとのオーバーベットに対するBBのリアクションをみてみる。
pot130%ベットに対して40-43%で守ることになるようであるが、ターン7ではAヒットがそれなりの割合でコールレンジに含まれ、これらがバリューターゲットになっているのに対して、ターンQではただのAヒットはピュアにフォールドになっているのがわかる。ターンQの場合には今度はQJの2pとかKQのヒットドローがメインのターゲットになっているようだ。ターゲットが少ない分ターンでのオーバーベット頻度が下がる、という考え方もあるようだ。また、このような単純な?ボードであってもターンカードによって同じサイズのベットでもディフェンスレンジは大きく変わってくる。むずい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?