AJ2tt・フロップ1

 AJ2rの均衡戦略を踏まえて、AJ2ttについて考察してみる。(UTG vs BB SRP)

 まずはフロップから。

 予想としては、フラッシュドローが両者に生まれることでレンジEQ差は縮小し、それに伴ってベット頻度も低くなり、大きいサイズのベットが増えそう。ただナッツアドバンテージはそこまで大きくないのでオーバーベットは少なそう。ドローハンドがフラッシュドロー優先になる分、ストレートドローのベット頻度は下がりそう。またttといってもAJ, J2, A2のそれぞれが同じ色の3パターンあって、微妙に戦略は変わってきそう。A以外が同じ色のボードの方がナッツフラドロがUTGに多そうなので、ベット頻度が高くなりそう。

均衡解は、

AJ2rでは

これに対し、
AxJx2yは

AxJy2xは

AxJy2yは

 なんとなく予想はあっていそう。ガットショットのベット頻度もAJ2rが15.4%に対しAJ2ttはいずれも13.7%。AJx2yとA2xJyはかなり近いがAxJ2yは結構違う。やはりナッツフラドロのAを持ちうるかどうかはかなり重要なようである。AxJ2yはベット頻度自体もAJ2rよりやや高くなっていて、やはりAyをもつハンドはベット頻度が高い。
 

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