帰省中の新幹線で感じたこと
大学生である筆者は長い長い夏休みに入り、数多のバイトを乗り越えようやく帰省できることになりました。その孤独な旅路で考えたことを書いていこうと思います。朝のさわやかな空気の中、室蘭市に別れを告げました。今回の旅のお供は伊丹十三の名エッセイ「ヨーロッパ退屈日記」です。前々からそのタイトルと70年前のヨーロッパの風景にひかれていたのですが、何となく先送りにしていたら最寄りの書店から姿を消してしまっていました。せっかく長旅なら紀行でも読もうと思いこの本を思いだしました。新函館北斗駅ま