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愛とは創造#100

愛とは何か?についてよく考えている。

好きな人がたくさんいるからだろう。でも、一方的に好意を持つだけでは愛にはならない。

フロムは「愛するということ」の中で愛に必要な性質として「配慮」「尊重」「責任」「知」を挙げた。好意を持つというのはこの4つの入り口なのだろう。すると、好意を持つことの本質は関心を向けることにあるとも言えそうだ。

そう思うと、自分が愛だと感じているものはまだ関心を向けているに過ぎないのかもしれない。本当の愛をまだ知らないのか、あるいはただ気づいていないだけなのか。

とはいえ、愛には大きな力があることを知っているようにも思う。人からもらったたくさんの愛は今の自分を生かしてくれている。今の自分にとって愛とは自分の命を育んでくれる存在だ。

今日の自分が終わり、明日の自分が始まる。いや、そもそも1日という区切りに何の意味があるのだろうか。命は区切りに関係なく新しい自分を生み出している。それは創造的な営みだ。

愛は命を育み、命は新しい自分を生み出す。

愛とは創造の源泉なのかもしれない。

その源から生まれるものもまた愛と言うのだろう。

なぜ、こんなことを考えているのだろうか。

消費的な愛ではなく、創造的な愛でありたいと願い始めたからかもしれない。

愛はいつだって何かを生み出し続けるものであるはずだ。今はそう思いたい。

2022.2.17.23:29

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