接客業で良かったなと、ちょっとだけ思った日

 拘束時間の長い接客業に、心身ともに疲弊している、と自覚している。満足な睡眠もとれず、繁忙期なんて「家に帰る意味あるかな」と思うほど、ほんの一睡のために帰宅する日々。

 ただ、そんな繁忙期に来てくれた大学生の女の子が、また今日お店に来てくれて、
「お母さんへのプレゼントのときも、実は作ってもらったんです。」
 私に作ってもらった、とまた来てきてくれた女の子。
 「月に一度、作ってもらうことにしました!」
 私が対応したもので喜んでくれて、またリピートしてくれて、それを私に伝えてくれて。
 なんて、可愛い子なんだ、、と思いつつ、とっても嬉しいなあって。日々の勤務で心をすり減らしていたけれど、やってて良かったなあは言い過ぎかもしれないけど、「この子と会えてよかった、、」て思いました。伝えてくれてありがとう〜、少なくともこの連勤中の曇った心に澄んだ空気を入れることができました。

 まだ来月会えることを心待ちに。
 こんなご時世ですが、あの子が楽しい大学生活を送れるといいな、とこっそりと願っています。

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