必要悪は必要かどうかの疑問について
たまーに議論されることのある必要悪。
必要か不要か様々な意見がありますが…
そもそも世の中には必要悪はあふれていると思うのは私だけでしょうか?
最初に必要悪とは何かですが、
と記載されています。
では逆に必要悪ではないものとは何かですが、良くないことがない社会、組織ということになります。
…そんな社会、組織ってあると思いますか?
組織の例でいうならば大企業
大企業は確かに様々な面でパワーがあり、いい部分もたくさんありますが、悪い部分としては大企業病というものがあります。
要は変化できない大きな組織のことを指すんですが、これも一種の必要悪なわけです。
変化できないけど安定した組織運営を維持するために大企業にしていく。
ほかにはスマホ、これは我々の生活水準向上に大きく貢献してくれたものになりますが、悪の部分としては知能レベルの低下が挙げられます。
ある研究ではスマホのせいで全体の学力が下がってしまう、なんて結果もあるので、全体の教育水準を下げるという必要悪が存在することになります。
このほかにも様々な例を出していけばキリがないでしょう。
つまり、我々は必要悪という言葉を使い、ある特定のデメリット、自分にとって都合の悪いことを、自分の立場をできるだけ傷つけずに強調しているだけに過ぎないのでしょうか?
もし、必要悪が不要ならば、ほぼすべてのものが存在しなくなります。
そのため必要悪が必要かどうかではなく、メリットとデメリットを天秤にかけて判断するしかありません。
我々に対して100%のメリットを与えてくれるほど、世界はうまく構築されていないのですから
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