ボードゲーム:アクワイア(ACQUIRE)でお手軽な2~5人用ゲームをしようvol.5
初めまして!siro_masaruです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
私が普段から遊んでいる名作ボードゲーム:アクワイア(ACQUIRE)を使った別の遊び方を紹介します。
ということで、お手軽な遊び方をさらに3つご紹介!
「JELLY!」:カラーストック プレイ人数:2~4人用 所要時間:10~15分ほど
限定じゃんけん プレイ人数:2~5人用 所要時間:15分ほど
歴史の糸車 プレイ人数:2~5人用
❶「JELLY!」:カラーストック
元ネタというかパクリ元は既に絶版となっているカードゲーム「JELLY!」の7種あるルールの1つ。
カラーストック=色の株です。
アクワイアでこれ以上ないあそびかただと思いませんか?
■必要なもの
プレイ人数に応じて必要枚数と種類が異なります。
3人用:任意の色の株券を4つ×9枚を使用します。
4人用:任意の色の株券を5つ×9枚を使用します。
紙幣:ポイント計算用として用意すると便利です。
■ゲームの目的
ゲームの目的は、各株の値をコントロールして、最も多くの紙幣(ポイント)を獲得することです。
■セットアップ
すべての株券をシャッフルし、各プレイヤーに同じ数の株券を裏向きで配ります。
余った残りの株券は脇に置きます。
■遊び方
プレイヤーはテーブルにいる他のプレイヤーに株券を見せてはいけません。
各プレイヤーは、各ターンに手札から任意の株券を2枚選びます。
そして、テーブル上で色ごとにグループ化されたスタックに置きます。
各スタックは写真のようにすべてのプレイヤーが各スタックに何枚の株券があるかわかるように配置する必要があります。(写真では、ワールドワイドはまだ1枚も出ていません。)
■ゲーム終了条件
プレイヤーの1人が6枚目の株券をスタックの1つに追加すると、ゲームは終了します。
各プレイヤーがスコアを計算した後、最も高いスコアを獲得したプレイヤーが勝者となります。
■スコアの計算方法
プレイヤーは、手札にある各株券の価値を合計します。
各株券の価値は、テーブル上のスタックにある同じ株券の数によって決まります。
たとえば、プレイヤーが手札にサクソンの株券を持っていて、サクソンのスタックにサクソンが3枚ある場合、プレイヤーの手札にあるサクソンは$300の価値があります。
ただし、サクソンに6枚以上のカードがある場合、プレイヤーの手札にあるサクソンは紙くずとなります。
ゲームを終了させたプレイヤーには、追加で$200与えられます。
ヴァリアントルール
3ラウンドプレイし、合計ポイントが最も高いプレイヤーが勝ちます。
■2人用ルール
プレイヤーが2人だけの場合は、3人用ルールを使用してゲームをプレイします。
3人用:任意の色の株券を4つ×9枚(計:36枚)を使用します。
ただし、変更点があります。
各プレイヤーは手札に12枚だけ株券を持ちます。(計:24枚)
残りの12枚の株券はテーブル中央に山札として置きます。
先手プレイヤーからテーブルに2枚の株券を置きます。
その後、テーブル中央の山札から2枚引いて手番終了です。
プレイヤーの1人が6枚目の株券をスタックの1つに追加すると、ゲームは終了します。
ゲームを終了させたプレイヤーには、追加で$200与えられます。
最も高いスコアを獲得したプレイヤーが勝者となります。
■アクワイア独自のカラーストック
・ルールその1
アクワイアには低級、中級、高級がありますので、ランクに合わせたポイントを決めます。
3人時:低級1種、中級2種、高級1種を使用します。
4人時:低級2種、中級2種、高級1種を使用します。
株券1枚につき、低級1点、中級2点、高級3点として扱います。
また、バーストする枚数も等級によって異なります。
低級7枚、中級6枚、高級5枚でバーストとします。
・ルールその2
7種の株券を10枚ずつ使います。
プレイ人数に関わらず枚数は同じです。
他のルールは同じです。
種類と枚数を増やせば、増やすほど…大味かつ高火力なゲーム展開になります。
そのため、5ラウンド制で行ってください。強火であっさり。
・ルールその3
7種の株券を15枚ずつ使います。
プレイ人数に関わらず枚数は同じです。
各プレイヤーは、各ターンに手札から任意の株券を1枚選びます。
終了条件はプレイヤーの1人が7枚目の株券を置いたら終了です。
3ラウンド制で行ってください。弱火でじっくり。
❷限定じゃんけん
…某有名漫画のあそびができることに気が付いたので、掲載します。
「刮目(かつもく)せよっ……!」
■必要なもの
プレイ人数に合わせて用意します。
プレイ人数 共通株券:サクソン、タワー、コンチネンタルの25枚全て
1人当たりの用意するもの
対戦用株券
サクソン×4(グー)
タワー×4(チョキ)
コンチネンタル×4(パー)
対戦用株券の残りはシャッフルし、山札として置いておく。
建物タイル×3(☆の代わり)
特殊株券:ワールドワイド×1(貸付金カードの代用)
計13枚が手札となるようにする。
■ルール
手番時、プレイヤーを選び、
プレイヤー同士、カードを用いてじゃんけん勝負を行います。
勝てば相手の建物タイルを1つ手に入れることができる。
あいこの場合は建物タイルの移動はしない。
好きなタイミングでワールドワイドを使い、山札からランダムで2枚カードをチャージできます。
対戦用株券を使い切り、建物タイルを3つ以上確保していれば勝利。
■敗北条件
以下の条件で負けとなる。
1.建物タイルの残数が0枚
2.対戦用株券を使い切っていない
3.対戦用株券を使い切った時点で建物タイルが規定数に達していない。
4.株券を廃棄するなどのルール違反を行う。
❸歴史の糸車
元ネタは、「古代ローマの新しいゲーム」の1つとして収録されている遊び方です。
■古代ローマの新しいゲームとは?
ライナー・クニツィアによるデザインの14種類のゲームが詰まったボードゲーム集です。
■ゲームの目的
ゲーム終了時、最も得点を獲得したプレイヤーの勝ちです。
■必要なもの
建物コマ25枚(カードの代用)
内訳:1A~5Eまで(1A~5Aの1セットでアルファベットが5種)
ホテルマーカー1種(ポーンの代用)
■セットアップ
写真のようにランダムでタイルを円環上に並べます。
どこかのホテルマーカーを間に置くことでゲームスタートします。
おすすめはホテルマーカーの左右にタイルをランダムで並べていくと良いでしょう。
■得点の仕方
手番中にできることはホテルマーカーの3つ先までのいずれかのタイル上に移動させます。
上写真の場合は4B、5A、4Dのいずれかになります。
これらのタイルを順番に1枚ずつ取ります。
特定のアルファベットタイルが全部取られたら決算が発生します。
(写真の場合、左は+7点、右は+8点です。)
それぞれ、タイルに書かれた数字の合計が得点になります。わかりずらいのはすみません。
■終了条件
特定の数字(1~5のどれか)が全て取られたらゲームは終了します。
最後にその数字の合計分のマイナス点が入ります。
(写真の場合、左は-8点、右は-12点です。)
マイナスを含めた合計点が最も高いプレイヤーの勝ちです。
終わりに
アクワイアはボードゲームのお手本。コンポーネントもお手本のような種類でできています。
紙幣、コマ(タイルとマーカー)、ボード、カードは正まさにボードゲーム4種の神器。
基礎がしっかりしていると応用が利くのです。
もっともっと、アクワイア(ACQUIRE)を頻繁に取り出しちゃいましょう!
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!