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我が家のカイヅカイブキの2年半の記録

カイヅカイブキとのこれまで

2020年

築46年?の中古住宅を購入、年末入居。
この家の玄関に元々からあったカイヅカイブキ。
この頃はこの植え木がなんて名前なのかも知らない。
ザ!昭和の家!ってイメージの植え木やなぁ、
いずれ新しい植え木でも植え替えよー!
ぐらいの気持ちだった。

まず室内のリフォームも不完全な状態で移り住んできたので、
家の外のことは追々でってな具合で。

この頃はまだ、庭木のこととか考えてもなかったから、
無惨な状態のカイヅカイブキの画像なんか撮ってもいない。

2021年

見て見ぬふりをしつつ、
手をつけるならどんな風にしたい?と考えても、
なかなかこうしたいってのが浮かばず。

その間どんどん大きくなっていて、
車の通行にも支障が出てきそうになり、ようやく手をつけることに。

そんでもってこの年に撮ってた画像はなぜか、
枯れた部分を切り落とした方だけ・・・

空き家の間に道路にはみ出てきてたからと近所の人が刈り込んだらしく、
その部分が枯れて緑の中に茶色いラインが横一線入ってるのが
どうにも気になって切り落とした。
茶色一線がなくなってスッキリしたのは覚えてる。
なのになんで撮ってない・・・

2021年11月
切り落とした茶色い部分
2021年11月


2022年

これまた剪定前の画像撮ってない・・・
上を切り揃えた状態。

2022年6月
上を刈り込んだ状態

この頃から少しずつ剪定って?と思い始め、
手入れの記事やYouTube動画でお勉強。

この状態は葉が詰まりすぎてて良くない状態ってのはわかる。
内側にはほどんど日が当たらなくなってて、
枯れて葉がついてない枝もいっぱいあって、
これは剪定なるものをせねばならんのでは!?

透かし剪定?切り戻し?なんだっけ?
と悩みながら初めて剪定したのが下の画像。

2022年6月
初の剪定に挑戦

初心者の私にはこれが限界だった・・・
切る前よりは遥かにスッキリはしたけど、
切るとどんどん玄関丸見えになっていくし・・・
とここで止めたけど、道にはみ出てる部分にはあまり変化がなく。

なんかこう・・・  
もうちょっとどうにか・・・
どこ切ったらいい?
とモヤモヤしつつ途中で諦めて終わらせた感じだった。

2022年6月剪定後
横から見るとモリモリ

今見ても、もうちょっと透かせたよね!と感じる。

2023年

そしてやっと!
剪定前の今年のカイヅカイブキがこちら!

2023年5月

だいぶ違和感のあるぼかし加工・・・
色々やってたら疲れてこれでいいやな画像。

気づくといつもデカくなってる。
今回も上を切り揃えて、日が当たるように間引かんとなぁと。
けど正直、上を切るのはちょっと高さがありすぎて重労働。
これを毎年やって行くか?と考え、
今回、半分のとこで切ってみるか!
ダメだったら今度こそ処分して新しい木を植えよう!

そう思わせるもう一つの要素が、これ。

裏側

そう。
無惨。
そしてなんか怖い。

日が当たるようになったら内側に新しい芽が出てくるかな?
出てきたら強剪定なるものをして小さくできるんでは?
と期待してたけど、そう甘くなかった。

出てきたのは全部「先祖返り」したトゲトゲの葉。
見た目はこれはこれで嫌いじゃないんだけどとにかく危険。
枯れた葉を払い落とすのもアイタアイタ言わんといかん。

そして思ったほど生えてこない。
水も肥料もあげてなかったから仕方ないのかもしれない・・・
枯れてた枝を切ったぐらいのつもりでいたけど、
結構な太さの枝も途中で切ったりしてたし・・・


というわけで、今回とうとうバッサリいきました。

2023年5月

想像はしてたけど、無惨な現在のカイヅカイブキ。
高さを抑えつつ、目隠しの要素も残したい。
そうするとこの場所で切ることしかできず・・・
ご近所さんこれ見たらギョッとするやろな。
ここの人たち、裏山の木だけじゃなくこの木まで!
ってなるやろなー。


そしてこれが表からの画像。

2023年5月

目隠しできてるかと聞かれれば、できてるかな?ぐらい。
全くないよりは隠せてる程度。
玄関から出た時に誰かいたらサッと隠れることぐらいはできる。
別に隠れる必要はないんやけど、何となく隠れたい。
玄関が丸見えの家なんて普通なのに。
今まである状態に慣れてるから何か恥ずかしい。


カイヅカイブキとのこれから

一生懸命我が家の玄関を隠し続けてくれたカイヅカイブキ。

放置され、刈り上げられ、下手な剪定されて、
結果こんな恥ずかしい姿にしてしまってほんと申し訳ない。
申し訳ない気持ちでいっぱいなんだけど、
もうこれは、お別れ時なのではと・・・

ということで、処分する方向で行こうと思います。
思ってるんだけど・・・

処分してどうしたいかも決まってなく、
他の植え木の剪定も6月中にやらなきゃだし、
現在進行中の裏山の大木撤去の方を優先的にやらなきゃなので。

カイヅカイブキにはこのままもう少し、
頑張ってもらおうと思います。


カイヅカイブキを色々やってみて分かったこと

カイヅカイブキのことを調べると、
結構皆さん苦労されてるみたいで。

たくさん情報が手に入るので、
初心者の私でもちょっとダメ元でやってみようかな!
と、手を出してみたんですが。

難しい!!

元のこの家の持ち主さんは
庭木のお世話とかが好きだったんだろうなぁと感じるほど、
この他にも庭にはたくさんの植え木がありました。

けど、お世話が行き届かなくなって、放置された期間があって。
その何年かでグングン成長してしまって・・・
その何年かがなかったらこんな変な曲がり方もしてなかっただろうなぁ・・・
そしたらもう少しどうにかできてたかもなぁ・・・

とかもう。
なんか色んなとこにモヤモヤし出すんだけど、
モヤモヤしたところでもう、
チクチクでツンツルテンには変わりないので。

私も旦那さんも植え木には元々あまり興味がなかったので、
ここにこの植え木があるのは邪魔だなとか、
これはもう枯れてしまってるしこのまま置いといてもね・・・
と思ったものは躊躇なく伐採してきました。

けどここ2年ほど植え木のことについて、
少しずつだけど考えたりするようになり。
その間、去年は花が咲かなかったのに今年はめっちゃ咲いてる!
とか少しずつ気持ちに変化が現れてます。(旦那はどうかわかりません)

お金に余裕があるのなら、
プロにお願いするのが植え木の為なんだろうなと、
このカイヅカイブキのツンツルテンが物語ってくれてます。

分かってはいるんだけど、
カイヅカイブキには申し訳ないんだけど、
お金に余裕のない私たちが私たちなりに、
どうにか頑張って色々やってみたけどダメだった・・・
難しかったけど、剪定したり経過を見るのは楽しかった。

この経験を踏まえて、
カイヅカイブキ処分後はどうするのか、
しっかりと、先のことを考えて、
決めないといけないなと。
色々やってみたからこそ、思うようになれたと思います。


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