ORION

体験談と学びをスピリチュアル的な視点から書いています。

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ヒプノセラピーでパニック障害と強迫性障害を乗り越えた体験談

■パニック障害発症 私が30代後半のときに家族3人で5年ぶりに2度目のバンコク旅行に行った。 小学生の娘は同級生が父親のバンコク転勤に伴い、昨年から家族でバンコクに引越したので久々の再会をとても楽しみにしていた。 バンコク滞在2日目、娘の同級生の家族と私達家族で晩ご飯を食べるために車でレストランに向かった。 同級生の父親は日本の某一流企業勤務で運転手付きの車があり、レストランまでその車に同乗させてもらうことになった。夕方のバンコクの道路事情は日本以上の混雑で大渋滞。バ

    • いまの自分を受け入れて認めて愛せるまでの魂の旅

      どうしたら自分を愛せるのか? どのような自分になれば愛せるのか? タイトルの、自分を認めて愛するということが、いままでどうしても出来ないでいた。その真逆で、自己否定が多く、自分を卑下することが多かった。 過去の自分を振り帰ると、自分を大切に思い、自信もあり、生き生きして、毎日が充実して、自分を認めていた時期もあった。それは、仕事もプライベートも目標が明確で、順調に進んでいたからだ。 ところが、そうではなくなった、いまの自分を、どうやったら以前のような自分に戻れるのか、そ

      • パリの映画館で観た戦場のメリークリスマス

        1982年にパリに住み始めた頃、まだフランス語も話せずパリの生活に慣れない私を、職場の先輩達が休みの日に、ボーリングや食事に連れて行ってくれた。 その中でも、パリで1番大きい映画館に連れて行ってくれたことを、とてもよく覚えている。 オペラ劇場を映画館にした建物は客席が円形状になっていて、田舎者の私はその大きさと歴史を感じる建造物に圧倒された。映画を観ながらタバコも吸えるため、多くの人が自由にお酒を飲み、タバコを吸いながら映画を楽しんでいた。 当時、ミッテラン政権が始まっ

        • インド映画 OMG!神への訴状を観て思った神の存在

          数ヶ月前にインド映画「PK」を観て、とても面白かったので、今回も同じ神と宗教をテーマにしたインド映画「OH MY GOD!神への訴状」を観た。 ■PK ■OMG!神への訴状 神とはどのような存在なのか 過去に聞いていた話と共通するところが多く、映画を観て改めて神と宗教について考える機会になった。 数年前にある講演会に行き、アメリカで世界中から神のメッセージを受けているというスピリチュアリストが集まるイベントが開催された話しを聞いた。 誰が本当に神からメッセージを受

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        ヒプノセラピーでパニック障害と強迫性障害を乗り越えた体験談

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          長い間インナーチャイルドに向きあい変化が表れる

          2012年にニューヨークで初めてインナーチャイルドのセッションを受けてから10年が経ち、当時はインナーチャイルドということすら知らずに受けたセッションだったが、現実なのかセッションなのかわからない程、いまでもピクニックの出来事を鮮明に覚えている。 帰国してからインナーチャイルドの勉強をして、自らセッションを行えるようにもなった。 この数年間、自分自身のインナーチャイルドを癒すために、悲しい記憶、寂しい記憶をひたすらループして、ここから抜け出したいと思っても抜け出せないでい

          長い間インナーチャイルドに向きあい変化が表れる

          現実だと信じている脳と思考を疑ってみる

          レモンをかじったイメージをしたときに唾液が出ることを考えれば、脳はとても単純だ。 そんな脳は手抜きをするらしい。現実をあまり見ていないにも関わらず、思い込みや予測をする。 突発的な自動思考にコントロールされて感情が揺れ動いたり、行動面にも影響を及ぼす。 思考から切り離したところに、本来の現実と真実の人生があるのかもしれない。思考に関与しないで目の前の出来事を俯瞰して見ることができれば、現実は違ったものになる。 過去とは、何度も繰り返し反復したことを過去と認識する。脳の

          現実だと信じている脳と思考を疑ってみる

          尿管結石で痛み止めの注射で見た幻覚と脳内麻薬

          30代前半、夜中に強烈な腹痛が襲った。最初は我慢できる程度の痛みだったが、時間が経つと我慢できなくなり、もう無理だと思ったので家族に救急車を呼んでもらった。救急車隊員が部屋に入り私を見た瞬間「尿管結石かな」と、とても冷静に私を救急車に乗せた。

 数分後、救急病院に到着すると、やはり尿管結石ということだった。痛みが治るまで安静にしてベッドで寝ているように言われて「何かあればボタンを押して読んでください」と言われたが、痛くてベッドで横になることも出来ない。

 ベッドの脇

          尿管結石で痛み止めの注射で見た幻覚と脳内麻薬

          思春期に父親代わりのヤクザが私に教えてくれたこと

          母は私が5歳のときに離婚した。大雨の中、家庭裁判所の人が来たときと、苗字が変わり幼稚園の名札が変わった日をいまでも鮮明に覚えている。 母は当時20代後半で、離婚後に男性が家に来ることもあった。小学生のときに、この人が父親になるのかな?という人がいたが、何かのトラブルがあり、その現場を見ていたので、これはもう別れると直感した。 数ヶ月経った頃、学校から家に帰るとパンチパーマで体が大きくスーツ姿の男性M氏が優しい笑顔で私を見た。 M氏は週に一度くらいは家に来ていた。1人で来

          思春期に父親代わりのヤクザが私に教えてくれたこと

          17歳でパリの日本料理店で板前をしていた1982年〜83年の話

          ■労働編 中学卒業後、板前を志し15歳で弟子入りをしてホテルに就職した。早朝から夜遅くまでの修行生活が始まり給料は手取りで5万円。時給に換算したらいくらになるのだろう。 24時間365日、親方と兄弟子と行動を共にすることに疲れた私は、16歳で一旦地元に戻り、いい親方にも巡り会えて順調に板前の修行を続けていた。 板前の仕事は自分には向いていると思っていたが、和食のお店は同年代と一緒に働くことはなくスタッフの平均年齢は40〜50代だったと思う。16歳の子供だったので可愛がっ

          17歳でパリの日本料理店で板前をしていた1982年〜83年の話