名刀鍛冶から学ぶ“ひたむきさ”
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今回の致知学習は伊勢神宮の御神刀の作刀を担当するなど日本を代表する刀職人である吉原義人氏の話だった。
吉原氏曰く日本刀は単なる武器ではなく、三種の神器の1つになるほどの宝物であり、綺麗な刃文や映りを表す芸術的なもの。
そして、いい日本刀を作るには、体でコツを覚えること、いいものと悪いものとの違いを見分ける審美眼を磨き、細かいところに気を配り、努力し続けることが大切だと吉原氏は言う。
やはりいいモノを作るにはコツを掴み、自分の目で本物を見極める努力と言った暗黙知が重要。
その暗黙知をものにするには目の前の仕事に真剣に取り組むひたむきさが必要なんだと感じた。
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それは警備の世界も同じ。
確かに会社としてのサービスを確立するには警備検定のテキスト知識やマニュアル等の形式知は必要なのは言うまでもない。
でも、形式知が機能するには、その前提として実際現場で働いてコツを掴むことや、状況を読んで、場面場面で本当に必要なことを素早くかつ出来れば正確に行うといった暗黙知が各隊員にないといけない。
そのためには、実際に隊員にやらせてその場で考えさせてフィードバックを返すOJTや本番を想定したトレーニングが重要だと思う。
頭ではなく体で覚える。そのためには目の前の仕事に対するひたむきさが大切になるんだと思う。
そこでキーになるのが隊員のひたむきさを引き出す隊長なり巡察の指導なりコーチング。
今後、その観点からさらなる管理者教育を考えていきたい。
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