なぜサッカー×社会貢献のSircleを作ったのか
始めに
こんにちは。
学生団体Sircle(シャクル)の創設兼代表の内海貴一と申します。
創設後一年が経ち、このタイミングだからこそなぜ私がSircleを作ったのか、その背景をご紹介させていただこうと考えました。
小学校での「ホームタウン活動」との出会い
自分は東京の小平という地域に生まれました。
小平といえばFC東京の練習場があり、自分の住む町には常にFC東京の旗が掲げられています。
そんな青赤な町で過ごす中、小学校2年生のときに、FC東京のホームタウン活動の一環として自分の小学校の校庭の芝生化が始まりました。
当時まだ8~9歳ではありましたが、
すでに自分の中で
「サッカークラブはサッカーをするだけじゃない」
と認識できていました。
もっと正確に言えば、最初の認識の段階として、ホームタウン活動といった社会貢献性を含めてサッカークラブを捉えていました。
(この部分は今後の記事で伏線となります笑)
そして芝生ができてから小学校3年間は裸足で校庭を駆け回り、たくさんの思い出を作らせていただきました。
また、当時FC東京に所属していた選手との交流の機会やスタジアムでの生観戦を経験させていただき、サッカーへの憧れが日に日に強くなっていきました。
中学・高校
その後、中学高校ではサッカー部に所属し、日々部活動に明け暮れていました。朝練やら部活後の自主練など、とにかく励んでいましたが、最後まで活躍することはなかったです。ですが、今までの人生でとても重要な期間であり、家族や友人、先輩方のサポートのおかげで、サッカーのスキルだけでなく物事の考え方や精神面など多くのことを学ぶことができました。
その中で、漠然ではありましたが、サッカーを通じた社会貢献とその活動をすることでサッカー界への恩返しをやりたいと考えるようになりました。
大学入学後
実を言うと、自分はスポーツ関係の学部学科を目指し、浪人までしました。
ですが、その切実な願いはかなわず、「ドイツ語を勉強すればサッカーでなにかできるだろう」という安易な考えで受けた上智大学文学部ドイツ文学科に入学が決まりました。
「それならば、ドイツ留学を!」と意気込んで入学した自分に待っていたのは一年間のオンライン授業でした。
日本を出るどころか、家からも出られない一年間でした。
しかし、自分の入学と同じタイミングで赴任された同学科の教授(現在の顧問)に出会い、オンラインでの会話の中でJリーグに貢献したいというお話をさせていただいたときに、
「Jリーグのシャレン!という活動を英訳してみないか」
とのお誘いをいただきました。
そして
「自分がやりたかった活動がシャレン!にはある!」
と気づき、そこから実際にシャレン!を行う学生団体「Sircle」を創設いたしました。
今考えると、
紆余曲折がありながらも浪人して、
自分の望んだスポーツ関係の学部学科
には入学できず、
海外留学ができない状況だったからこそ、
浪人しなければ
出会うことのできなかった
恩師に出会い
上智大学という
他大学に比べスポーツには
あまり馴染みのない新たな場所で、
日本全国で行う
新たなサッカー×社会貢献の学生団体を
立ち上げることが
できたことは運命的だったと思います。
その後
2021年4月
大学二年生となり、正式にSircleを創設しました。
この続きはまた別な機会にお話させていただきます。
数奇な私の人生を読んでいただき、ありがとうございました。