【武藤vs清宮】プロレスリング・ノア福岡ビックマッチを見てきた話【#noah_ghc】
おはビットー。しらたきです。
4月も中盤になってきましたが、3月14日に行われたプロレスリング・ノア( #noah_ghc ) の福岡ビックマッチ(GREAT VOYAGE 2021 in FUKUOKA)の観戦記でも書こうと思います。
ご存知の通りこの大会のメインイベントは前大会で王者・潮崎豪選手から起死回生のフランケンシュタイナーで3カウントをとった武藤敬司選手と、次世代のホープ・清宮海斗選手の戦いで、武藤選手が王座を防衛しました。
試合会場はノアのテーマカラーでもある緑に染まっていて美しかったです。
試合前に会場を見渡すと結構お客さんがいた。(3000人くらいいたのかな?) コロナ対策で1席ずつ空いていたので見やすかったです。
元祖プロレス女子(?)山田邦子さんを発見。
武藤選手・清宮選手・拳王選手・小川選手辺りしかしらなかったのでノアのいろんな選手を知れてワクワクしました。
第2試合。個人的なベスト入場曲はHAYATA選手。曲がカッコいいし、本人も色気があってカッコよかった。(曲売ってないのかな?)
第3試合 齋藤彰俊vsモハメド ヨネ
アフロの選手だからコメディーマッチになるのかと思ったら結構がっつり本気で逆に驚いた。
第4試合で再びHAYATA選手登場。小川選手の欠場を知らなくてノアは同じ選手が1日に2回試合したりするのか、大変だな・・・とか思ったのは内緒。でもおかげであのかっこいい入場が2回も見れたのはお得でした。
金剛vs藤田選手。
試合開始から動かない二人。
ブーイングも歓声も送れなくてもどかしい。
場外乱闘で入場口へいったあたりで嫌な予感がしたけど、まさかの両選手リングアウトで終わり。「これが両リンかw」と個人的には興奮した。
そしたら拳王選手のマイクで再試合発生。お客さんの支持をえるのがうまいですね。
再試合で藤田選手が勝利。この大会の後、見事赤ベルトも獲得しましたね。
さすが元IWGP王者。
GHCJr.のタイトルマッチ。吉岡世起 vs 小峠篤司。
初防衛戦でここは手堅く防衛かなと思ってたらまさかの王座移動。
二人とも好試合でした。
セミファイナル。試合後に明かされた潮崎豪選手が試合後から欠場になるとのこと。この試合の気迫がすごかった。中嶋選手もそれを知ってか知らぬかバチバチの戦い、蹴り合い、チョップの乱打。受けて受けてのプロレスの醍醐味を味わいました。
セミとはいえノンタイトルマッチなんだから15分そこらでお茶を濁すことだってできた。けど金剛の4人と潮崎、丸藤、杉浦、鈴木というtheノア!ってメンバーはがっぷり四つでぶつかって30分近い戦いに。
福岡のファンに、そしてモニターごしの全国のノアファンに意地を見せたそんな気がしました。
そして、メインイベント。GHCヘビー級選手権試合。
試合前。せっかく前大会で王座を戴冠し、話題にもなった武藤が防衛なしでベルトを失うことは少ないだろうという考えが半分。前回シングルで負けてる若き清宮海斗がここは勝って、ノアに清宮ありをみせるのでは?というのが半分。どうなるんだという思いで見ていました。
試合は若く動ける清宮選手が武藤選手を攻める展開。
その中でも武藤選手は熟練の技で切り返し攻めに転じます。
かつてUインターとの高田との戦いでみせた足四の字。前大会で王座をとったフランケンシュタイナー。それだけでなく、まさかの雪崩式フランケンの引き出しをあけてきた武藤選手。
最後は閃光魔術・シャイニングウィザードからの腕ひしぎ逆十字固めで武藤選手が王座を防衛。
プロレス歴、時間の差が試合の勝敗を分けたような気がします。
王座を防衛してマイクかなと思ったら、次期挑戦者としてマサ北宮選手が名乗りを上げました。
襲撃を受けてもコロっと何事もなかったかのように去っていく武藤選手。相手のペースにさせない武藤ワールドの一旦を垣間見た気がします。
マイクは結局ないんだけど、そこが武藤選手のすごさなのかなと感じました。語らないことで語るというか。それができる、許されるのも武藤選手が天才・ジーニアスたる所以なのかな。
そんな感じでノアの福岡大会は終わり。
非常にたのしかった。また福岡国際センターでビックマッチがある時は観戦しに行きたいと思ったのでした。