月刊8bitStation 2020年11月号 #6 ダンガンロンパ10周年の思い出
おはビットー! しらたきちゃんです。最近めっきり寒くなってきましたね。下手に暖房つけずにいると動けなくなって時間を無駄にしちゃうのでガンガン暖房つけることにしました。(そんな部屋で食べるブラックモンブランは美味しい〜)
さて、今回の8bitStationは発売から10周年となった『ダンガンロンパ』の内容でお送りしたいと思います。しらたきがプレイした1と2と絶対絶望少女について書きます。(※不意にネタバレがあるかもしれないので一応注意していただけると)
(家にモノクマばかり)
■衝撃の第1作「ダンガンロンパ」
発売前のファミ通で見た時、独特のキャラデザインやお洒落なUIにひかれて興味を持ったのが始まりでした。声優さんも超豪華。エヴァのシンジくんでおなじみ緒方さんに、石田彰さん、くじらさんといったベテランだらけ。ポップで、サイコな雰囲気があってなんだか面白そうと思いプレイしてみました。
そしたら怒涛のシナリオ展開。学園に閉じ込められた超高校級の生徒たちが「生き残る」ために殺し、殺され、謎を解いていく感じがたまらなく面白かった。まずいちばん最初の犠牲者が発売前に「このキャラいいな!」って思ったキャラで・・・。それはそれは衝撃でした。
トリックや犯人と被害者の犯行時の状況などがわかってくると「ええ・・・」って絶句。
そして2章、3章と進んでそこで悲惨な結末を迎えた者や団結と裏切りにあう者、絶望の中でも希望を諦めない者・・・。
最終決戦での黒幕。最後の学級裁判。サイコポップな非日常なその世界に魅了され、のめり込んだことを今でも思い出します。
ダンガンロンパは普段AVGをしない層にも届いたようで大ヒット。めでたく2の開発の報を知りました。
■裏切りの第2作「ダンガンロンパ2」
1の完成度が高くて同じ世界観であの感動・衝撃を超えてくることなんて無理だろうなとやる前は思っていました。はい、ごめんなさい。
すごかった・・・。
いきなり修学旅行だ、南国だで始まり、前作のモノクマみたいなモノミが出てきてどうせこいつ悪いやつなんだろ?って思ってたら・・・。
1をやった上での2は完全に予想を裏切っていく展開だらけです。
「次こうなるよな」「こいつの名前ってきっとあいつのことだよな?」「はい、これ1であったあの展開ってことは死因はアレですね」
ことごとく外れました。
プロレスでもこうなるよなって思ってて裏切られる、その上を行く展開をやられると非常に気持ちがいいもの。そんな感覚を2でも存分に味あわせてくれました。シナリオを書かれている小高を筆頭にスパチュンのディレクター、スタッフ陣の凄さにただただ恐れ入るばかりでした。
2が傑作。でも話の性質上3は作りにくそう。なんだったらここで終わりじゃないのかな?と思っていたらPS VITAで「絶対絶望少女」が発売されました。
■至るところに絶望だらけ「絶対絶望少女」
PSVITAをもっていなかったのでこのためにVITA TVを買いました。(VITAソフトをTVでできるやつ)PSコントローラーを使えて楽しくプレイ。
主人公は1の主人公の妹ちゃん。可愛いキャラで同じく1に登場した「腐川」という2面性のあるキャラクターとともに崩壊した街をさまよいます。
1、2から一変してAVGからサードパーソン・シューティングゲームになって、アクション要素が増えました。
それはよいのですが・・・しらたきはこのとき辺りから3D酔いが激しく頭痛や気分が悪くなりながらのプレイとなりました。1時間やったら今日はおしまいみたいな感じでゲームに申し訳になかった。
敵は大人に復讐しようとあばれる子どもたち。純粋故に狂気的で、その背後にいる者たち含めてなんとも恐ろしい物語でした。
それから時は流れV3が出て、葉隠くんは相変わらず殺されて・・・。とまあ、あっという間の10年間だった気がします。
1と2はしらたきの心に残るゲーム10本指、なんなら5本指に入るかもしれません。
1・2はVITAなどでセットになって出てますので未プレイの方はぜひその衝撃を味わってみてください。
では。今月はそんなところで終わりです。