10月9日(水曜日)湯船入らないくらぶ
シャワーは浴びるが湯船につからない。
爪切男さんや西村亨さんの小説に「湯船に入らない彼女」というのがでてくる。主人公は「湯船にはいったほうが疲れがとれるよ」と薦めるのだ。
いずれの作品でも彼女たちの私生活は怠惰という設定。
吾妻ひでおさんの「うつうつひでお日記」の中でも「私のような人間にはシャワーも一大事なのだ」と出てくる。
同居人がいたときに「少しでも湯船つかったら?」とすすめられて湯船につかり、冷水シャワーを浴び、また湯船につかるという交互浴のまねごとをしていた。そして「いい湯だったー」と報告するのだ。
湯船につかってみた。
報告する相手がいない。
西村亨「孤独への道は愛で敷き詰められている」読了。112冊目。
綿矢りさ「インストール」少しだけ。
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