デザインすることは設計すること、と言われて腹落ちしたD1C第3ターム
Week7 マトリクス、早く知りたかったなあ
若かりし頃、美大卒でも専門学校卒でもないのになんだか突然、商業的に利用する撮影を上司に振られて、ファッション系のデザイン会社でもなく、その経験もお持ちでないグラフィックデザイナーさんと四苦八苦していたわけで。とりあえず、雑誌買いまくって、切り抜いて、こういうスタイリングで、こういうモデルさんで、こういうライティングで、こういうスタジオや背景でなどなど必死でイメージを伝えていた。相手は、バリバリの業界人であるキャスティングディレクターやモデルさん、メイクアップアーティスト、超有名広告を手掛けたカメラマンさん。上司に無茶ぶりされた20代未経験者の話をみんなよくきいてくれたなあ。一流の人ってすごいなあ。そして、このマトリクス、そのときに欲しかったなあ。
Week8 ああレイヤー、Figmaもか~
広報、広告から企画業務といえば当然、アドビの製品に触れる機会はあり。
そのときもいまもレイヤーは、ちょっと苦手。締め切りが迫った個別スタイルを提出しなければいけないときなど、それはそれはイライラ、イライラ。お絵描きするために会社入ったんじゃない!(デザイナー志望ではなくマーケティングプランナー志望、かつデザインというより書類を整える微調整係)とコンビニおにぎりほおばりながら何度思ったことか。なのにここでまたレイヤーのツールに遭遇するなんて、もう呪いとしか思えなかったけれど、よく考えたら手で絵の具を塗り重ねたり、紙や素材を切ったり貼ったりしないんだから、代替表現手法がないと困るよね。ディテールを表現するって、簡単じゃないもの。
Week9 PPTの限界を感じていたことへの答え
そこそこ歳を重ねて、脱イラレ生活ができるポジションについたころにはパワーポイントが普及していて、ああ、これこれ!デザイナーではない私にはこれのほうが助かる!と。そしてD1Cで課題が出たショーゲキのFigma。そうだよね、PPTじゃ進めにくいよね、この領域。正直、ここまでのスキル要るの?だったけど、慣れたら超絶便利っぽい気がしてきた。グーグル系ツールの“共有”ができる便利さとコンセプトがマイクロソフトのそれとはまったく違う感じがしていたけれど、Figmaも従来型(オールドエコノミーと括られる)の業務系の考え方とは全く異なる考え方でデザインされたツールなんだろうな、きっと。