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空を見上げる ①

姪が高校生くらいの頃だったか、たまに庭で会ったとき (私の家の隣が妹の家、すなわち姪の家なので) よく空に向かってスマホをかざしていた。
「いい天気やな。何を写してるん?」
「空、写してるんよ」
「ふーん…」
何が楽しくて、どんな意味で晴れた空の画像を撮るのかは理解できなかったが…
いろんなことを思い、たくさん悩みもあるだろう。多感なお年頃の姪に、そんな趣味があってもな~んも可笑しくはない。
しかし、彼女に似合わないジミな趣味やな、その頃の私は、その程度しか感じなかった。

あれから幾年。
今度は私が空に向かいスマホをかざしている。多感なお年頃✕3くらい (いかん!年バレるやん💧) になって、高校生と同じことにハマっている。

私が空の画像にハマった理由を述べるのには、少し躊躇するのだけど…一言でいえばスピリチュアル。的な?うーん、そういうものへの憧れ。一言にならんかった…

何らかの存在を感じるでしょ?

ご存知の通り、世の中には不思議な能力を持つ人がたくさんおられる。例えばオーラが視える人、精霊の声を聞くことができる人、未来や過去や神様まで視れる人とか…

スピリチュアルに興味無かったり否定的な人は、「何言ってるんだろね。そんなの作り話をしてるだけさww」と、標準語で否定するかもしれない。

私にはそんなステキな能力は、全く無い。でも妹は霊が視える人だ。だからそういう不思議な世界が実在すると知っている。でも幽霊が視えたりとか近々死ぬ人が分かるとか、そんな能力、私なら絶対嫌だ。恐すぎる💧





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