「消えるコンビニ店員」
ある都市の深夜、特定のコンビニに「誰も知らない店員」が現れるという噂が広がっている。その店員は無表情で淡々と接客するが、客の記憶に全く残らないという。
その店員に接客された客は、翌日には必ず姿を消してしまう。行方不明になった人々は家族や友人に連絡もなく、まるで存在しなかったかのように痕跡を残さない。
この店員が現れる日は不定期で、何の前触れもない。しかし、店内の防犯カメラには、接客の様子が一切映らないという奇妙な現象も報告されている。
この伝説を聞いた人々は、深夜のコンビニを避けるようになった。店員に接客されないようにと、買い物を急ぐ者も増えたという。