SIONクリエーターズvol.39「スクール革命!」ディレクター続木雄太
今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「スクール革命!」をはじめ多数の特番などを担当するディレクター続木雄太。
Q.ディレクターを担当する上で一番のこだわりポイントは?
完璧にできているとは思いませんが、なるべく余裕を持って作業をしつつ「先々こういうことがあるかもしれない」を考えて先の一手を打てるようには意識しています。
また、夏休みの宿題は期限を過ぎても困るのは自分だけでしたが、社会人になると1人ケツ合わせの人がいるだけで各所の作業が止まって迷惑になるので、なるべく自分のセクションで詰まらないように円滑に進められたらと思っています。
徐々にその中に自分の色を出して、面白さや技術などをより追求できるようにしていきたいです。
Q.苦労する点や悩む点を教えて下さい
ADからディレクターに上がってそこまで時間が経っていないので、立ち回り方の違いにはまだ慣れていないですね。
感覚的には高校3年生から大学1年生になった時のような、年次としては1つしか違わないけど世界観が大きく変わった感じのイメージです。
Q.ディレクターのやりがいを感じるところは?
やはり褒められた時ですね。
褒められるのが大好きなので、直接でも別の人から「〇〇が褒めていた」といった又聞きでも嬉しいですし、非常にモチベーションが上がります。
番組のトップである演出から、企画のセンスを褒められた時や初の特番で「影の功労者は続木だと思っている」と言われた時は家で1人笑みが溢れました。
自分もそういったことをサラッと言えるカッコいい上司になりたいなと思いましたね。
あとは視聴率はもちろんですが、担当した回のSNSの反響が大きいとやりがいを感じます。
担当回は毎回エゴサしながら見るのですが、反応が良くて「神回」などのコメントが多くあると嬉しいですし、視聴者も楽しめていてwin-winの関係だなと思います。
また、好きな演者しか出ていないので収録やOAが面白くて、良い番組だなと毎回感じながら過ごしています。
Q.㊙︎エピソードはありますか?
『水曜日のダウンタウン』をやっていた頃にオードリー春日さんが穴を開けた壁の修理に立ち合ったむつみ荘に、『スクール革命!』のロケで再び訪れた時には「あの時の修理痕だ」と謎の懐かしさに包まれました。
また、別の番組ですがカメラが回っていない時に宮川大輔さんから、「ええキャラしてるな」と言われたのも嬉しかったです。
TVで見ていたスター達と何気ない会話ができるのもこの業界の特権だなと思います。
Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
「こういうことがやりたい」「こういう風になりたい」といった自分の芯がある人かなと思います。
それぞれ興味があることや得意なことなどには違いがありますが、一本の芯を通して自分が作りたい映像のビジョンをブレずに持っている人が、止まらずに進み続けられている印象があります。その点は、時が経っても変わらない感じはします。
ただ、リモート化した今の時代だと、自分のペースが作りやすくなった分、1人でなんでもやりきる意思やポテンシャルのある人が今までよりも力を発揮しやすくなったのではないかなと思います。
Q.今後または将来、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
企画や編集など0〜100まで全部自分が作った映像で、見ている人に笑いや感動を届けられたらいいなと常々思っています。
また、総集編的なこれまでの素材をまとめる事が好きなので、記念回や結婚式のような節目などで心に刺さる映像を作ったり、将来的には規制とかをあまり気にせずにYouTubeのような場にて、仲間内で自由に映像制作をしてみたいです。
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