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北千住 Drift

去年の4月に中途入社しました山越一平です。
出身は石川県金沢市、今年で28歳、子年生まれのA型です。

自分の好きなこと・街について書いていきたいと思います。

前職

前述した通り、僕は中途入社でシオンに入社したので、シオンに入るまで3年間、求人広告の営業職として働いていました。

元々は「地元の放送局で働きたいなあ」なんて思っていたのですが、これがまた上手くいかず、広告業というのに興味があったので会社を選びました。だいぶフラ〜っとした動機だったな、と思います。

主婦さんを欲している工場みたいなところとか、学生が欲しい飲食店、正社員が欲しいインフラ事業の会社、スナックとかキャバクラの店長さんもお客さんの中にいました。
すごく大まかに言うと片っ端からいろんな会社に電話をかけてアポを取って話を聞いてもらって受注に繋げるみたいな流れなんですが、営業電話ではあるので時には電話で用件を伝えた途端、うんざりした感じで「もういいよ、かけてこないで」と、怒られることもしばしばあったりして、さすがに最初はくらいましたが、しばらくするとそれに抵抗も感じなくなってしまって、慣れとは恐ろしいな、と思いました。

当時は色々と数字に追われて大変な時もありましたが、世の中に色んな仕事があることを知れたり、人事のお偉いさんに可愛がってもらったり、今、思うと「あれはあれで面白かったなあ」とも思ったりします。

7時起き、スーツに着替えて髭を剃って髪を整えてみたいなことを毎日していたと思うと、よくやっていたなと思います。

もしこれを見ていたら、久保田さんはじめ、関岡さん、田口さん、岩本さん、粥川さん、浦久保さん、その他、多くの方…その節はお世話になりました。

もうスーツを着ることはないだろうな、と思って、退職前に会社で自撮りしたスーツの写真を添えておきます。

僕が社会人1年目の時は、コロナ真っ只中の時期でした。
元々インドア派ではあるのですが、コロナの影響もあって、当時は余計に家の中にいる時間が長かったと思います。

週明け会社に行くと、雑談の中で決まったように「土日なんかしてた?」という話題になるので、毎回「YouTube見ながらゴロゴロしてました」と言い続けたんですけど、それを言うのも億劫になってしまった。
なので、「本、読んでました」とか言ってみたら少しは格好がつくかなと思って、本を読み始めました。

最初に読んだのは、実写映画化もされて話題になった『流浪の月』という本で、これがまためちゃくちゃ面白く、そこから色んな本を読むようになりました。

僕が読むのは専ら小説ばかりなんですが、中でも好きな本を何冊か載せておきます。

『蹴りたい背中』は割と有名なのかもしれませんが、特に冒頭の文章がすごくキレイで、綿矢りささんが当時19歳で、この文章を書いたと思うとめちゃくちゃすごいなと思います。

あと、小説で好きな作家さんを挙げるとしたら、原田マハさん、恩田陸さん、湊かなえさんの本が中でもよく好きで読んでいます。

プロレス

父親の影響で小学校2年生の時から見始めたと記憶しています。
かれこれ20年近く、とうに人生の半分以上は見ていることになりますし、僕の人生にプロレスは欠かせません。

東京に住んでいるにも関わらず、ここ1年間を思い返すと、会場で見た回数は、未だ1回だけというのはとても悔しいです。
便利なもので今はプロレス界にも配信サービスというものがあり、仕事が終わって家に帰ってからも試合を見ることが出来ます。

「あぁ、これは終わったな」というところから、逆転が始まったり、当時はリングの清掃なんかをしていた若手選手が興行の大トリを務めたり、マイクパフォーマンスを通じた自己主張など、プロレスを見ているといろんな気持ちを揺さぶられることが多々あります。

今年、「ぐるナイ」の新メンバーのお披露目回で、武藤敬司さん、長州力さんがスポット的なゲストで出演されたのですが、その時は一瞬仕事を忘れて2人に見入ってしまいました。
もう2人とも引退されている方なので、この仕事ならではの貴重な体験ができたなあと思ってます。

北千住

正式な最寄りではないのですが、僕の家から歩いて20分ほど行ったところに「北千住」の街があります。
結論から言いますと、僕は北千住の街並みが結構好きです。

僕が都内の大学に通っていて、当時は八王子市に住んでいました。
八王子もとてもいい街で思い出がたくさんありますが、北千住も負けず劣らず、すごくいい街だと思います。

ルミネとか、マルイみたいな大きい商業施設もありますし、下町感を残した風情のある駅前の通りなんかも好きです。

最近は「キタセンジュ」っていう名前もカッコいいなと、思えるようになりました。

1年そこら住んだ身分でおこがましいとは思いつつ、「足立区は治安が〜〜」なんて話をチラッと耳にすることもありますが、幸いこの街に不満を感じることがなく、ここまでやってこれたので良かったです。

この前、居酒屋で見知らぬお兄さんたちが「足立区から全国」と熱い想いを替え歌に乗せて歌っていました。
僕以上に北千住に熱いマインドを持っているお兄さんたちを見て、胸が熱くなった夜でした。

自分の好きなことをつらつらと述べてばっかりで、しょうもない文章になってしまいました。

いつかここで述べたことを仕事で活かせるように、明日からまた引き続き頑張りたいと思います。

株式会社シオン
アシスタントディレクター
山越 一平


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