芸能人サポーターへの誹謗中傷とユヴェントスに再び下された勝ち点はく奪にモヤる。

Ciao!!
ルヴァンカップ川崎戦当日なんですけど、ちょっと違うことを話したいなぁと思いました。
ルヴァンの方はそちらはそちらで投稿したいと思います。

さて、22日にですね。
我らが浦和レッズの試合観戦をしてはSNSで投稿している萩野 由佳さんがTwitterで自分に来たDMを公開しました。

「暗黒期に比べて今少し調子が良くなってきているタイミングでサポーター気取るのやめていただきたい」「浦和の選手たちはあなたの承認欲求を満たすために戦っているのではありません」

なんてものだったそうです。
これに関して萩野さんは反論するわけでも感情的になるわけでもなく、「ユニフォーム似合う似合わないはなんでもいいです!笑 全て貴重な意見です ありがとうございます」と大人の対応をしてくれています。

ここ2~3年なんですけど、芸能人の方がSNSでJのことを取り上げてくれるようになった気がします。
いや、元々してくれていたんだと思いますけど、それが日の目を見るようになった気がします。
萩野さんも昨シーズン位からポツポツと投稿してくれるようになって、今季はアウェー参戦までしているそうです。

まぁね。羨ましさはありますよ。
そんな気楽に遠征行けちゃうんだって。
でも、当然ですけど、仕事しながら時間作ってスタンドに行ってるわけじゃないですか。
これって歓迎こそすれ、何で批判されなきゃいけないのかなって思うのが普通じゃないんですかね?

それにこのDMしてきた人が25歳の女性だそうですけど、貴方が言う暗黒時代っていつの話ですか?って話ですよ。
創世記はお荷物と言われ、ホルガーの時代で急激に良くなったけど、ケッペルからまたV時下落。
皆さんも知る通り、1999年には降格しましたよ。
この年にあなたは何歳ですか?ってことです。
ハッキリ言って、2000年以降に参戦した人たちは暗黒時代なんて言葉を使って欲しくないんですよ。
90年代から応援してきた人たちにとって、その年の第一目標はいつだって残留なんですからね?
強くなってタイトルタイトル言って、それが取れずにいるなんて暗黒でも何でもないですから。
確かにちょっとずつ良くなってきて、スコルジャさんっていう勝てる監督さんを呼んで”さぁ、リーグタイトル狙いましょう”って時なのは確かです。
でも、そんなときに自分も別にサポーター代表できるほどの何かを背負ってるわけでもない存在がしようもないこと言って身内に余計な争いを持ち込むのか全く理解できないです。
これまでから今に至るまでの萩野さんのTwitter見て、嫌な気分になるところなんて1個も無いです。
それこそ、”スポーツ観戦してる私可愛い!!”みたいなものなんて何も感じませんよ。
そんな人に噛みついて何が楽しいのか全く理解できませんわ。
こんなのはアウェーで迷惑行為してる輩と何ら変わりません。

まぁ、私が言いたいのはチェアマンはじめとするリーグっていう組織からもメディアからも不当に扱われているレッズをただでプロモーションしてくれる萩野さんはじめとする芸能人の方々には感謝しかないですし、シーチケホルダーと言ってましたし、これからもレッズのことをTwitterに上げて行って欲しい。
ただ、不当に下げたり、茶化したりしたら覚悟した方が良いよってことだけです。
毎試合、埼スタにレッズのユニ着て、応援してくれるだけでみんなサポーターなわけで、有名人だからって勝手にサポ代表気取って人様に迷惑かけんなよなって話です。
マジでこの25歳女性は萩野さんに謝罪して欲しいと思います。
こういうのこそ謝罪案件って言うのでは?

さて、話がガラリと変わりますが、SerieAのユヴェントスが勝ち点10をはく奪されて2位から7位にまで転落しました。
まぁ、不正な選手登録によるペナルティなのでユヴェントスがやらかして罰を受けただけで、十分それに値することなんですけど、ここまでの動向を考えるとかなりモヤる。
私はミラニスタなのでミランが4位に浮上して来季のCLが見えてきたと結果だけ見れば喜ばしい事態なんですけど、すんなりと納得は出来ないんですよ。
なんでかと順をおって説明したいと思います。
事の発端は昨年12月、トリノ検察がユヴェントスに対して昨年12月に経費削減目的の粉飾会計や不正なキャピタルゲインがあったとして捜査に着手、この捜査が入るにあたってユヴェントスは会長を含む取締役会が総辞職。
この時点で、まぁクロだよねとは思いました。
FIGC(イタリアサッカー協会)は不正な選手登録があったとして勝ち点15の没収を発表。
これでこの時点でトップのナポリと勝ち点10差で3位に付けていたユヴェントスは一気に10位まで順位を落としました。
ここまでは良いんです。
先にも言いましたが、ユヴェントスが”また”やらかして自滅しただけで話は終わりなんです。
ですが、ユヴェントス側はシーズン中の勝ち点はく奪は処分不当としてイタリアオリンピック協会に異議申し立てを申請。
この異議申し立てが通って、4/20にイタリアのスポーツ裁判所が審理を差し戻し判決、処分は凍結。
はく奪された勝ち点が1度戻ったんですよ。
このおかげで7位だった順位を3位まで戻すことになり、ユヴェントスはここから現在まで安定して勝ち点を積み上げてスクデットを決めたナポリに次ぐ2位でリーグ最終盤を迎えていました。
それが5/22になって勝ち点10のはく奪が再決定するという事態になったというわけです。
確かにね。
ペナルティ課せられるようなことしたのは事実なわけで、処分自体は良いと思うんですよ。
でも、1回裁判所の判断で審理差し戻しで勝ち点戻したんなら、それは来シーズンに持っていけば良いんじゃないかなと思うわけです。
だって、この粉飾会計もキャピタルゲインも不正な選手登録も昨シーズンの話で今季に無理にペナルティ課す必要性が無いんですから。

これでほぼCL出場は絶望になってユヴェントスの選手のモチベーションは大きく下がりますよね。
ただでさえ昨シーズンから期待されているドゥシャン ブラホヴィッチはクラブに不満を募らせているなんて話が出るなど、大幅放出の可能性すらあったユヴェントスがCL出場権が無く、この処分によって夏の市場参加禁止なんて言われたら大幅な弱体化は避けられませんし、SerieAの競争力は一気に下がりますよ。

まぁ、身から出た錆だから因果応報なんだけどね。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

これによってSerieAの4位争いはミランが勝ち点64で4位。
アタランタが3ポイント差の61で5位。
ローマが4ポイント差の60で6位。
ユヴェントスが5ポイント差の59で7位となりました。
残りは2試合。
ミランは1つ勝てば4位が確定するんですけど、37節の相手はユヴェントスなんですよね。
ここは相手なんかより自分たちが最優先でキッチリと勝ち点3を獲って欲しいと思う反面、ユヴェントスに同情を禁じ得ない自分がいたりして、なんとも後味の悪い最終局面になってしまったと思うばかりです。
今季は波が激しく、一度は完全にCL出場権をあきらめていたところに来た絶好のチャンス。
CLベスト4という結果を無駄にしない為にも来季に向けて最後の力を振り絞って欲しいと思います。

さて、長々話しましたけれども次回は恐らくルヴァンカップ予選リーグ第5節、川崎戦のレビューになると思います。
ではでは、ごきげんよう。Arrivederci(。>ω<)ノ゙

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