元オットと隣同士の家に住むワタシの今
【私と元夫のこと】
最近たまに久しぶりに会った友達とかに
聴かれる事があって
そうか、『その後のふたりの話』って特に
書いてなかったなとポカンと気づいた
正直に言うと
2020年の年末に正式に離婚してからも
答えが出るまで、関係性が落ち着くまでに
お互いに心底歪みあった
気持ちもあると思うし
お互いに傷ついた
辛い気持ちがクリアになるまで
時間が必要だった
私も壊れた体調を戻すのに
時間がかかった
(離婚前に自律神経からの主に発熱や頭痛が続く病気になってました)
今や流行病も跳ね返す健康体に!笑
今は普通に笑顔で
「親戚みたいな兄弟みたいな関係だよ、ムカつく事もあるよ、文句も言うよ、でも普通に何でも話すよ隣に住んでるし」
と言える
そう、
離婚した後も隣の家に住む事になり
(色々な事情で)
距離が近すぎて、心配してくれた人の中には
離れた方がいいよ、引っ越しした方がいいのでは?
と気遣う言葉をかけてくれた人もいた。
確かにそうだ、もっともだ
でも愛猫マウはこの家とこの辺り一帯を
縄張りとして生きている
マウが寿命を全うするまではこの家に一緒にいたいと誓ったと同時に
さっさと引越して違う家や土地で新しく
やり直す方がサッパリするだろうけど
なんか違うような気がするとも感じていた。
元オットとは
本当に真逆の価値観で
よくもまぁ、3年間も同じ屋根の下で
一緒に生活出来てたなと思うくらい
夫婦として恋愛としては
全然上手くいかなかったんだけど
(無理矢理お互い合わせてた感もあり)
『人として』
彼が男性だからとか
夫だからとかの役割を考えずに
私も女性だからとか
嫁としての役割を考えずに
性別を超えて考えた時に
「ものすごく嫌い!」
ではないと思ったし
6年前に
お互いに家族だ!
と共鳴し合い共感し合い
すぐに夫婦になったんだけど
お互い間違いない!と思ったんだけど 、、
家族的な相性だけど
『夫婦』じゃなかったんだね
という結果になった
2人でその事にも深く頷きあった
(唯一の意見一致)
約3年ちょっとの結婚
お互いにお互いを理解し切れず
自分をわかってもらえない
苦しみがあったけど
言えずにもがいて
楽しい事だけ
気にしないでありのままでいようと
思ってたのかもしれない
もしかしたら
お互いにきちんと
『自分自身』を
見れてなかったのかもしれない
彼はどうかわからないけど
少なくとも私はそうだった
『相手は鏡』
と言う言葉があるけど
本当の意味でその言葉の意味がまた
わかったような気がする
今はお互いのちょっとした
恋愛話を報告したりもする仲になれた。
こんな人が合うんじゃない?とか
こういう人がいいなとか
経験は人生において全て
宝だ
どんな感情だって
自分の糧になる
あの時があって
今の私がここに在る
価値観が違うのでまた嫌な気持ちにも
なる事もあるだろうし
距離をおいて話さなくなる事もあるだろう
人生って色々あって面白い
面白いと思える事が面白い
出逢えて別れて良かったと思う。
一昨日、約3ヶ月と少しの長い出張から
元オットが帰ってきた
「これあげるよ」
と渡された白い小さな包みには
石鹸が入ってた
「出張中に何度か行った温泉で置いてある石鹸なんだけど泡立ちとかなかなか良かったから」
「へえー、いい香り。ありがとう!」
ちょうど使ってた
石鹸が終わるところだった。
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