【営業マン】職場で一目置かれる存在になる方法【特に社長】
職場で周りから認められない人の悩み「あー会社で周りの人から認められないな。けっこういい線で結果も出してるし活躍してると思うのになぁ、みんなから一目置かれるにはどうしたらいいのかなぁ。職場で一目置かれる存在になる方法なんかがあったら教えてください」
こんな悩みにお答えします。
現在会社で頑張っている、成果も出しているつもりだけどなかなか周りが認めてくれないと思うことはありませんか。
私もずっと成果は出しているのに周りの従業員との関係性はあまりよくないものでした。
しかし周りから認められてどうなるというのでしょう。
仲良くなってプライベートで一緒に遊んで楽しむのでしょうか。
ズバリあなたが認められなければならない人は会社の経営者しかありません。
なぜならあなたのお客さんであるのは周りの従業員ではなく、従業員に給料を出している経営者だからです。
この記事を書いている私は5年間務めた車営業時代に社長から一目置かれ、多くの恩恵を受けた経験があります。
それでは本題に入っていきましょう。
【営業マン】職場で一目置かれる存在になる方法【特に社長】
社長から一目置かれることの重要性
なぜ社長から一目置かれることが重要なのでしょう。
ここで私が車営業時代にいた、ある従業員のことを取り上げていきます。
あなたの会社でもマウントをとってくる同僚はいないでしょうか。
私はある地方に新規出店した車買取店M支店で立ち上げメンバーとして初めて車の営業に就きました。
M支店が起動にのり始めた1年後に系列店のF支店が立ち上がり、F支店の従業員が2人辞め、私がテコ入れ要因としてF支店に異動することになりました。
このF支店は店長がなくTという営業1人と事務員さんが2人(1人で間に合うのに2人いました)いました。
このTの様子がおかしいと思い始めたのは、私が本社の新車ディーラーのイベントに社長から呼ばれ、イベントのあった2日間はF支店へいかず本社へ行ったときからです。
私が本社でイベントの手伝いをしているときに、電話で「お前なにやってんだよ、店に返ってくるんだろうな」とオラオラと意味のわからないことをいいマウントを取ってきたのです。
私はこんな店長でもなく私より1年も後に入社してきてさらに年下のやつが、オラオラと言ってきたので「お前が来いボケ!」とこちらもオラオラといい返してやりました。
このTは車営業の経験があるのと、たしょう人当たりよく見え、責任者になる適任者もいなかったのでしばらくそのままにしといたのでしょう。
それをいいことにTは店ではサボったり、買取った車を自分の車のように自宅への通勤につかったり、買取車の付属してきたタイヤをパーツ屋へ売ったりと好き勝手やっているようでした。
Tは月の買取台数、販売台数は私よりもはるかに下回る成績にもかかわらず「しおんさんそろそろ本気出しましょうか」とか抜かしてくるのです。
Tが外回りに行っているとき、特に用事もないのに店舗の固定電話に電話をしてきて、事務員さんをよく呼び出していてました。
私が出て事務員さんが近くにいないと言うと不機嫌そうにしていました。そのころからストーカー気味の気配はありました。
半年ほどたって本社である新車ディーラーの営業が一人辞め、欠員が出て営業を必用としているということで、新規で募集するか、誰かが抜擢されるのではないかという噂がたちました。
その白羽の矢が自分に立つのではないかと、Tは期待し店でそのことを話題にしていました。
その本社の営業は私がなったのです。
私が本社に異動となってからTの素行はエスカレートしだしたようで、女性事務員2人からTの様子が変だと部長に報告したようです。
私は女性事務員と部長とのミーティングに呼ばれ、女性事務員から部長の報告で、Tが肩に手を回してきたりとセクハラに近いことをしたり、機嫌が悪くなると壁にパンチをしたり、また女性社員の一人の方に好意を寄せているようでストーカー気味であるということを聞きました。
私も思っていたのですが、Tはふだん風呂に入っていないし歯も磨いていないのか不潔で、近づくととにかく体も口も臭いということも言ってました。
そのミーティング後、会社もTのストーカー行為を危険と察し、ほどなくしてTは会社から出社をしないよう強制されたようです。
ここでこの記事の本題である話しに戻しますと、私がこのTと親しく同じような態度で仕事をしていたらどうでしょう。きっと私もTと同類のように扱われ会社に居づらいことになっていたかもしれません。
このことで、同僚になんか認められなくても、仲良くならなくてもいい、社長にだけ一目置かれるようになればいいということをさらに強く抱くようになりました。
それではどのようにして社長に一目置かれる存在となれるのでしょうか。
私の事例を紹介しますので、あなたの仕事で使えるモノがあれば試しにやってみてください。
社長から一目置かれる方法
社長から一目置かれるようになるのは、別によいしょしたりおべっかすることではありません。私が次のことを重点をおいて仕事に取り組んでいたらおのずとそうなったのです。
それでは一つづつ解説していきます。
結果を出すことに注力を注ぐ
車買取店の営業では、私が車の営業が初めてということもあって、結果を出すことに注力しました。
毎日家に帰ってから商談の振り返りや、車の勉強をしました。
他の営業が誰もやらなかった、ティッシュを見知らぬ家の人に渡す宣伝活動をしたり、その流れで、家にある不動車を買い取ったりしたこともあります。
とにかく結果を出したかった。一心不乱でやっていたら入社して半年後から買取、販売で毎月好成績を出し続けることができました。
そして結果を出していると社長から自分の存在を覚えられるようになるのです。
社長から指示が出たことはひとまずやってみる
うっかりしていたことが幸をそうした件
社長は24歳で中古車店を出店して経営者となり、そのあと国産の新車ディーラーを立ち上げ、私が入社したとき37歳でそれまでからそれからもずっと車の第一線で経営してきた人です。
ですのでその経験ある人のいうことならひとまずやってみようと考えていました。
私はその社長から言われたことをバカ正直に実行していきました。
例をあげると朝礼でこんなことを営業に言われました。
「定期訪問のお客さん宅に行ったとき自動車保険はどこに入っているか聞き出し、証券のコピーを取らせてもらうように」
私はその日、私の社長の顧客の車検の引き取り予定があり、その人の勤め先に行ったさいに、社長に言われたとおり、「保険はどこで入っていますか、保険証券のコピーを取らせください」とお願いしました。
会社に戻ると、その顧客の務めている会社の社長が私の会社の社長に「お宅の社員がうちの従業員に自動車保険のコピーを取らせて欲しいと言われた、いったいどうなってんだ」と苦情があったということでした。
そのとき私は、そういえばその顧客の会社は保険の代理店だったんだっけと、うっかりしていたことに気づきました。
しかし私の社長は、私をとがめるのではなく、その日の朝礼で言ったことをそのままいわれたとおりすぐに実行したことに、よくやったといわんばかりに大そう大喜びし、嬉しげに店長に話していました。
ロープレ後社長から2度と会社に来なくていいといわれてから復活した件
先ほど紹介した車買取店で2週間に1度、M店とF店の社員と合同で社長との定例会議がありました。
会議では指名された営業が毎回ロープレを発表する時間があり、私はそれが嫌でなりませんでした。
なぜかというとロープレは本番とは違い仮想のお客さんを相手にし、じっさいの商談とは雰囲気が異なり緊張感もないしでめんどくさく感じていたのです。
その時の私はロープレの嫌さがそのままでてしまい、社長の前で覇気もなく棒読み状態でやっていました。
すると社長が突然「おまえもう明日から会社に来んでええ!」とどえらいけんまくで私を怒鳴ったのでした。
確か「もう帰れ!」といわれその場でかばんを持って店をあとにした記憶があります。
次の日私はそのことがショックで会社にいけませんでした。車営業時代に休んだのはその日が最初で最後です。
事務員さんから携帯に電話があり、「とにかく明日出社してください」と心配そうにいわれ、翌日出社すると、私に「300件の企業訪問を2週間でするように」と社長の指示があったと部長伝えで聞きました。
店に出勤して朝礼を終えてから、1日30件を目標に目に見える、店舗や企業に手当たりしだい飛び込みで訪問し、店のPRをしました。
それまで個人宅の飛び込み営業はやったことありますが企業訪問は初めてでした。
やってみると、1日30件だけだと思っていても、企業に訪問するのはいろんな人がいるし、とにかく飽きてくるしでけっこう大変なことに気づきました。
するとレンタカー会社で車の査定の依頼をされ、社長に金額の相談をしたりしました。
社長へ毎日企業訪問先をメールで送りなんとか2週間以内に300件終え報告しました。
私は、車の経営者である社長からいわれたことは、とにかくやったらどうなるか確かめたかったので、このように素直に行動していたことが社長へ印象づけることとなったでしょう。
余計なことは話さない、聞かない
社長は車の経営の他、飲食店を十数店舗展開していることもあり、本社にいるととにかくいろんな人が社長に会いにきて、よく喫煙室でミーティングなどをしていました。
その様子を見ていた私は、従業員の話しをゆっくり聞く暇がないのだろうなと感じ、社長と話しをするときは要領よくノートに聞きたいことをメモして1回で聞くようにしていました。
あいての時間をうばわないことは、マナーのひとつですね。
経営者マインドをもつ
私は仕事では自分が経営者だったらどうするか常に考えて行動していました。
なので上に挙げたとにかく結果を出す、とりあえずへりくつを言う前にやってみる、相手の時間を奪わないということは、経営者だったら従業員にやってほしいと思うことでそれを実行していったのです。
その結果次にあげる恩恵を得たのです。
周りの従業員から一目置かれてもしょうがありません、社長から一目置かれるようになると多くの恩恵が得られます。
社長から一目置かれるとどうなるのか
ここでまた私の例をあげていきます。
車買取店から本社である新車ディーラーへ抜擢
車買取店はオープンから2年とグループ会社にとっては価値がまだぜんぜん認めれていませんでした。
会社は新車ディーラーから立ち上がり飲食グループが立ち上がり、車買取店が立ち上がりという具合に、本社である新車ディーラーが歴史が長く格が上という扱いが社内で暗黙の了解としてありました。
そんな状況で私が車買取店から新車ディーラーに抜擢されたのですから、実質ヘッドハンティングと同じです。
社長を信頼している社長のお客さんを任される
新車ディーラーの営業に就くなりいきなり社長のお客さんをほとんど任されました。
中には自営業の社長やヤクザのお客さんが多く、そういった方々はたいがいわがままでめんどうなことも多く、任されるといってもあまり嬉しくないこともありました。
ですが社長は私を頼っているのか、社長のお客さんの新車の納車などもよく任されました。
査定を任せられる
新車ディーラーでは査定に関してスキルが高い営業がいなく、修復歴(事故の後、修理により復元された車)があるかどうか疑わしい車があるたびに私を頼ってきました。
車買取店で培った査定能力がここでも活かされ一層存在価値が認められました。
フィリピン行きのきっかけをもらった
新車ディーラーの仕事に就いて3年ほど経ったころ、毎日の営業活動の意味を見いだせず、さらに燃え尽き症候群のようになり、仕事を辞めようと決めました。
辞表を出したあと、社長から店長をつうじ引き止められましたが私の決意は変わりませんでした。
数日後に仕事を辞めるという日に、社長の経営する居酒屋で後輩と飲んでいると、社長が客としてあらわれ私をみるなり「次の仕事決まったんか?」と聞かれ「いいえ」と答えると、「お前フィリピンにいかんか」といわれました。
私は以前から海外で働きたいと思っていたので「はい」と二つ返事をしました。
フィリピンで飲食店をフランチャイズで出店する予定があり、そのオープニングスタッフとして私を選んでくれたのです。
フランチャイズの店の飲食店は、起動にのらず一年ほどして店のコンセプトが変わるタイミングでその店を後にしました。
そのことを聞いた社長は、「マレーシアで飲食店を出店する計画があるから一度マレーシアに来んか?」と私を呼びました。マレーシアには行きましたが、そのとき別の人からもフィリピンで飲食店を出店するのに手伝って欲しいといわれていて、社長ではなく友人の話しにのりました。
そのあと、社長と私は仕事の関係ではなくなりましたが、車販売店の経営者の集まりで、7人ほどがフィリピンに遊びにきたときに私が呼ばれ、経営者の人たちと一緒に食事をし、その後KTVにアテンドしたりもしました。
とこのように社長に一目置かれるだけで仕事を辞めてからの恩恵も図りしれないものとなったのです。
従業員と仲良くなってるだけだったら今ごろ今どうしているでしょう。
誰が仕事の話をもってきてくれるのでしょう。
誰があなたのことを助けてくれるでしょう。
ただし一目置かれるためにがんばるのは、社長が尊敬できる人でなくてはならなりません。
転職を14回してきた私は中には尊敬できない社長もいました。
尊敬できない社長の場合
儲かってない会社の社長
性格的に尊敬できない、経営者と思えない人
地方の工務店に営業兼現場監督で入社したときの月給は、手取りで16万円でした。
営業でリフォームの契約を多くとりましたが、コミッションがわずかで、遊ぶ金なんかとても捻出できない状況でした。
またそこで長年働いている社員も儲かってなく、10年以上働いている同僚は給料が私とあまりかわらず、一級建築士の人は尻に穴の開いたスラックスを履いていました。
その人はLOTOくじの確率データをつくりそれを見ながら「あーあ、宝くじあたらんかな」とか言っているのです。
会社の朝礼は覇気がなくやってて意味あるのかなという感じです。
その会社はもう何年も懇親会や飲み会など全くなかったそうです。
創業100以上経つ会社で、4代目の社長は儲からなくて何が楽しくて経営してるんだという感じです。
私はそれ以前に飛び込み営業のフルコミッションの会社で働いていて、毎日飲みに出かける支店長の豪遊っぷりをみていたので、そのギャップに辟易としてしまいました。
不動産雇われ社長
フィリピンで日系企業の不動産会社で働いたときの社長は、自分でも会社に出資していたようですが、何名かの共同出資の会社で実質雇われ社長でした。
元々商社の従業員でその名残が強く残っている感じはします。何かあるたびに小さいことでグチグチ言ってくるのです。
私の給料がフィリピン人と同じ最低賃金でヒーヒーいってるのがわかっているのに、日本食レストランに食事に誘ってきて割り勘にするのです。
私はそれまで社長に食事に誘われて一度も自分から払ったことがありません。信じられませんでした。
それらのことから私はその人を経営者と思えず会社の上司としか思えませんでした。
尊敬するところがあまりないので、つい態度に出てしまっていたのでしょう。
ついにある日、私のせいではないささいなことで怒り出し私の机を蹴りどななどのパワハラ行為にいたりました。
私の従順ではない態度がさらにヒートアップさせたでしょう。
しまいには「出てってくれ」と言ってきので「こっちから願い下げじゃボケっ!」と心のなかで毒をはき、机のものをまとめその日に辞めました。
このような社長に一目置かれても、どうせ返ってくるものがしょうもないのです。ですから自分が尊敬できる社長に一目おかれましょう。
社長に一目置かれることのデメリット
社長に一目おかれることのデメリットもあります。
他の従業員や直属の上司からは嫌われるようになります。
車買取店のときの店長は、能力が高い者を見ると自分の立場が危ういと思うのか暴力をしてきたり、足を引っ張ってきたりします。
例えばこんなことがありました。
私が商談したお客さんがたった一万円値引きをすれば、車を今すぐに買うといっていて、その店長に許可をもらおうと商談内容を話したらなんとダメだというのです。私はその後すぐに社長に相談し二つ返事でOKをもらいました。
数字を管理しなければいけない店の長が、自分の気分で部下の足をひっぱるのです。
そのあとも良く私に暴力をふるってきました。きっと私の能力に嫉妬していたのでしょう。
能力が低く承認欲求が強くて上司でもない社員から、オラオラ言われることがありました。
私は彼らを相手にしなかったので、けっこう周りの社員から嫌われていたましたが、辞めるころには事務員さんや私のことがいいといってくれる人がいました。
私だけが悪いわけではないことがわかり安心しました。
そこで働いている社長が尊敬に値する人であれば、経営者意識を持って常に経営者の視点から仕事をするのが社長に一目置かれることになります。
全国展開しているような大きい会社だったらなかなか社長に会えないので、自分が勤めている支店の支店長から一目置かれるのもいいでしょう。
まとめ
経営者の考え方に近づくことが社長に一目置かれる。
社長をモデルとすることで経営者マインドが身につく。
一目置かれるには、やることをやっていても認められるまでは時間差があり、なかなかもどかしく思うかもしれません。
また「結果を出さなくも給料もらえるからいいやっ」ていう従業員マインドの者からはうさんくさく思われるかもしれません。
ですがやっているかどうかは、わかる人にはわかるものです。
従業員マインドの者なんかは仕事を辞めたあとに交流することもないので、いっときの修行と思いやり過ごすのがいいでしょう。
あなたが気にしなければならないのは会社の同僚でも上司でもなく社長なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう。
でわっ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?