
黄金のレガシー初見リアルタイム感想 後編
タイトルそのまま。
初見時の感想を後で読み返すのが好きなので、メモを書き残していきます。
今回はレベル95IDを攻略し、継承式を終えたところから。(→前編)
最後まで触れますのでご注意ください。
以下、FF14黄金のレガシーをプレイしながらリアルタイムで書いてた感想になります。
ネタバレしかないです。基本的にプレイ済みの方が思い出しながら眺める前提での書き綴りになります。
※尚、本文中の画像は全てファイナルファンタジーXIVゲーム中で撮影したスクリーンショットになります。
黄金卿へ行く前に、レッツゴーサカ・トラル!
それと同時に何か企んでそうだったサレージャ、早々にゾラージャに斬られて退場するの巻。

早いよ……回収早いよ……!
荒野では本作2度目のエスティニアンエンカウント。

私、そんなんもらってないけど?
ほか、街の悪ガキたちと交流したり、鉄道復旧のお手伝いをしたり。
いざエレンヴィルの故郷へ!と思いきや妙な地震や雷と共にドームと船が現れたり。

侵略軍か何か?

ガチ侵略軍だった。

主犯はサイバーゾラージャだった。
エレンヴィルの故郷はお預けですか?!!!!
帰郷どころではない感じになっちゃったな。

泣かないでアリゼー。

FF14、子どもと親の死別描写多くないですか?!心抉られる。

エスティニアンとの距離感、好きです。
必要がなければ共に行動することも見守ることもないけれど、ちゃんと仲間なんだよなって思える距離感。
レベル97IDを越え突入したら、そこは異物感マシマシな朽ちた駅でした。
おもしろくなってきた。
新しい土地での冒険もいいけど、やっぱ世界は救っとかないとね。

ナミーカさん?!
転移の影響でドーム内は30年経過しているらしいけど、ナミーカさん結構長生きしたんだね。
その生きている間に、王になったウクラマトたちが治めていく国を、離れていても見守っていたかっただろうに。やるせない。
頭にレギュレーターって装置をつけていると魂資源によって寿命以外の死因なら蘇生できたりする反面、死んだ人のことはレギュレーターによって忘れさせられてしまうとのこと。
一応この国の人たちにとっては「良いこと」みたいだけれど。つらい。
ヨカフイ族のあたりで「死んでも誰かが覚えている限り記憶の中で生き続ける」っていうくだりをやったので、この辺はもう少し掘り下げられそうだなと思いました。
アリゼーはかなり抵抗を示していたけど、ゲームの仕様上何度も蘇生術(治癒)をしてきたので、正直個人的にはあまり抵抗感なかったです。
しかもメインジョブがヒーラーなので尚更。
死者の魂の循環に関しても、エオルゼアは星へ還りいつか巡り巡って生まれ変わるかも的な日本に近い死生観ですが、それが都市内で循環してるだけと思えば、まあ。
かといって「強制的に死者を忘れる」というのは同意しかねるけれど。
閑話休題。サイバー都市だ〜!


エレンヴィル母、もう肉体はなくてAIだったり記憶の複製だったりして。さすがにそこまでは無いか。

酒じゃないでしょうね。

ゲーミングヤバドリンクだった。

アリゼーのツンは私に効く。

スフェーンまわり、1発で飲み込めなかった。
肉体から魂を取り出して魂から記憶を抽出、その記憶によって生者を再現した生命体=永久人、ってことで合ってるよね?
え、AIじゃん……!
で、スフェーンは永久人だけど、魂の入れ物が機械であるオーティスは機械本体が壊れたら魂も死ぬから厳密には永久人ではない、と。
この辺りが正直よくわかりませんでした。
新しい機械(入れ物)に魂と記憶を移したら良いんじゃないの?そういう問題ではない?
機械兵が入れ物になってるから魂の抽出がもう出来ないとかなのかな?

エレンヴィル母、死んでた。まあそうだよね。
カフキワさん好きな感じなので後で姿出てくるといいな。
ちなみにオーティスは旧機体のため、レギュレーターに類する機能がないから魂の抽出が出来ないとのこと。

本作の個人的一番可哀想枠はグルージャだなと思いました。
同時に、ストーリーとして見た時にグルージャの存在意義がよく分からないというのが本音です。
ゾラージャはどうして子どもを作ったの?母親は誰?「奇跡の子」としての重圧がありそうだったのに更に子を成したの?
「親子の絆とは何か、血とは何か、の描写をするため」「血の繋がりがないとはいえ家族に剣を向けることに向き合う過程」に必要な存在といえばそうなんだけど、現時点でゾラージャの背景情報が不足した状態でグルージャと向き合っているので、既出のキャラクターやモブを用いた描写で事足りたんじゃないか感が多少ある。
あとは感情としての話なんですが、グルージャから見て、ゾラージャは父としての記憶や面識はないけどなんとなく父と思っていたのに拒絶され、しかも懐いたウクラマトたにこれからその父を殺しにいく上に、それを聞かされてって……いや……勘弁して……。
最後まで完走したらこの辺補完されて別の感想になるかも。

勘弁してよ……!

じゃあなんで子どもつくったんだよ……!!

重荷だけ受け継がすな。
もっとあるでしょうがよ、愛情とかよ。

なんでも食べるニャン。
エスティニアン、一人だけ観光ついでにお手伝いしてるな。他のメンバーは依頼等があったからトライヨラに来たってのに。おもしれー男。
リビングメモリーはテーマパークみたいで、すごく好きです。
エレクトロープな外観無しの元の街並みを歩いてみたいな。

グ・ラハ、デート回。ありがとうございます。
これだけ救われる命がここにあります。

水晶公になる前のラハとしての記憶、水晶公としての経験、それから今まで紡いできたものが彼にはあるから言葉の重みが違う。

シャットダウンしたのでこのエリアの街に投影されていた街並みも、永久人も消えちゃった。
これはこれで味があるけれど、前の夕焼け遊園地みたいな街並みが好きだったのでちょっともったいないな。
話の流れ的に復元は難しそうだけど、ストーリーとは別にあの景色に戻せるシステムがあれば良いのに。
テーマパークみたいだなと思ってたら本当に遊園地のアトラクションきちゃった。

実はネズミーランド県育ちなので、ガチ勢の血が騒ぐ。インパしたらショーパレ含め制覇目指す派です。
なのにリビングメモリーの観覧車もアトラクションも全部乗れなかった。観覧車乗りたかった。
リビングメモリーでの再会と別れラッシュは正直想定の範囲内だったので特に感傷はなかったです。だろうねという感じ。
ただ、エレンヴィルとカフキワさんの別れはちょっとぐっときた。
ずっと生きていると思っていた自分の親との突然の別れ、身に覚えがあるので。

その死者は偽物か本物か。私にはわからないけれど、最後に言葉を交わせて良かったね。

ここ、他国の人命を犠牲にして自国の人命を護るっていうのが、間違ってるのかどうか。人によってだいぶ感想変わりそうだなと思いました。
とはいえ今回は、エオルゼアサイドから見るとあくまでも永久人は「死者」の類いで、そういう風に描写されているけれど。
カフキワさんや一部の人はそれを良しとしたものの、他の大多数の永久人はどうなんだろうな。
魂ストックが無くなり命の危機に直面したことで狼狽える生者の描写から察するに、その性格でリビングメモリーに再現されているならば、消えたくない人が大半だったのではないかな。
じゃあどうするべきかと言われれば、シャットダウンして永久人システムをやめるか、ラハの言っていたように破綻に目を瞑って生者の魂を奪い続けるか、しかないけれど。
てかアシエン(というかエメトセルク?)も人間がなりそこないだから霊災起こして潰して世界統合することでリセットしよう!って考え方だったから対立したけれど、
今作は主人公達が、すでに肉体のないとはいえ存在がある「人」を世界統合阻止する為にシャットダウンして消そう!ってえぐいな。
目的だけ逆。視点は一緒。すでに死者だから、は原初世界の人間から見た発想で、スフェーンたちからしたら人なのに。
レベル100IDの風景が好きすぎる。
この街並みに住みたい。


城に行かせてくれー!

どうしてこんなところに。城に行きたかったんだ私は。絶対倒す。
そうしてたどり着くのは絶望溢れる街の追憶。漆黒や暁月を彷彿とさせるこの感じ。

今後のお決まりになってくのかな?
最後のシャットダウンをして、融合を阻止したところで本作完。
本作は終始「知る」旅であり、親子愛を主軸に「想いを受け継ぐこと」を描いたストーリーだったなと。
あとはこれまでのFF14のストーリーの中でずっと描写があった、魂とは何かをプレイヤーに考えさせつつ、魂の循環について具体的に触れた印象でした。
ゲームシナリオとしては、前半のウクラマトの成長物語&新たな冒険パートにもう少し主人公が絡めた方がより面白く感じたかもと思いました。
ウクラマトの性格が一貫しておりキャラクターとして自立しており、主人公と大事件を乗り越える経験をする前に成長したため、主人公は文字通り見守っているだけの状態に近かったのがもったいなかったな。その分キャラクターは魅力的だけど。
個人的にはもう少し、冒険者である主人公の価値観や人との接し方を見てウクラマトが感化されて成長する描写があっても良かったんじゃないかなと思います。
もちろん一緒に旅した主人公たちがウクラマトに与えた影響もあるにはあったけれど、それよりもウクラマトが自分で知って自分で成長していった印象が強い。そこがウクラマトの良いところなんだけどね。
ウクラマトもコーナも各部族や文化について無知だったところからのスタートだったけど、コーナの方がスタート時の考え方が極端だったので、より他者に「影響」されて成長したように見えたかも。
ただ、これは今までの新生〜暁月のストーリー(特に直近の漆黒のヴィランズと暁月のフィナーレ)では主人公主体で動く話が多かったから、なおのことそう感じたのもあるんだろうな。

実際、ウクラマトの前ではそんなにそういう面を見せていないと思う。ウクラマトが率先して動いていたので。
貴女はちゃんと、自分で見て、聞いて、考えて、成長したよ。
好みで言えば、前半の新しい土地での冒険をただただ楽しめる感じも、後半の特にドーム突入あたりからの「直近のFF14らしさ」のある感じも好きでした。
ドーム突入してからは先が気になってしかたなかったー!
あまりこればかりやるとお決まりの流れになっちゃうから難しいと思うんだけど、今までの解決してきた規模感を思うと、今後もやっぱり世界規模の問題に直面したい。
面白さで言えば、今まで描いてきた主軸への決着がある分やっぱり漆黒や暁月の方が私は面白かったけど、そこは予想の範囲内だったからがっかりしなかった。普通に面白い。
他の世界の情報も、渡る術も小出しされている。
今後は世界を渡って全ての世界の希望を取り戻していくのかな。
リーンちゃんの世界やゼロの世界が少しずつ復興していく様子も見たいな。
今回は鍵も手元にあり、特別製のスフェーンの王冠も匂わせられている。
FF14の続きが楽しみです。
暁月のフィナーレ初見感想メモはこっち。