黄金のレガシー初見リアルタイム感想 前編
2021年の暁月のフィナーレ発売ぶりの大型拡張。新たなる冒険、やった〜!
初見時の感想を後で読み返すのが好きなので、今回もリアルタイムで書き綴った感想をここに書き残してみます。
レベル95ID終了〜次のエリアへ行く手前まで触れてますのでご注意ください。
以下、FF14黄金のレガシーをプレイしながらリアルタイムで書いてた感想になります。
ネタバレしかないです。基本的にプレイ済みの方が眺める前提での書き綴りになります。
※尚、本文中の画像は全てファイナルファンタジーXIVゲーム中で撮影したスクリーンショットになります。
黄金はオールドシャーレアンからトライヨラ連王国へ出航するところからのスタート。
スタート時のメンバーはウクラマト王女に力を貸すことにした主人公一派。主人公と、アルフィノ、アリゼー、クルル、ウクラマト、エレンヴィルの6名でいざ乗船。

アルフィノアリゼーのパパとママお見送りに来てくれてる!嬉し〜!

いや君ら普通に喋れんのかい!あの独特な喋り方は方言?!エオルゼア方言なの?!!

リヴァイアサンボコるので慣れているので……。それでなくても今まで散々この手の防壁起動するギミックあったもんね。
こういう小ネタ、楽しいね。
そんなこんなで大嵐も乗り越えトライヨラ連王国着。
ウクラマト王女は民にすごく好かれているんだろうし、平和を維持したいっていう目的はすごく伝わってくるんだけど、「指導者としての王」としては向いてないんだろうなという感じが現状ではひしひしします。
良くも悪くも素直で単純、純粋なのは良いところだけど、腹心がよほど良心的かつ忠誠的でないと簡単に裏切られたり、頭が良く口の回る部下の言われるがままに動く王になりそう。
仮に王座についたとしても、お飾りの王では平和を維持するっていう彼女のそもそもの目的を次世代まで保ち続けるのは難しいと思うけれど、何か考えてるのかな。
何も考えてなさそう。
王宮ではエスティニアンとエンカウントシーンあり。

よ、余計なことを言うんじゃない。

これ絶対エレンヴィルになんかあるフラグじゃん。

緑髪眼鏡イケメンがいる!多部族家族万歳!
王位継承レースは現王グルージャジャの実子(長子)ゾラージャ、養子で次男のコーナ、養子で末っ娘のウクラマトの王族3名と、武闘大会優勝者で現王と同じ双頭のバクージャジャの計4名で争う模様。
ゾラージャ王子、実は人工的に産みだされたとか、鱗が偽物だったりとかしたらどーしよ。
コーナ王子はゾラージャのことどう思ってるんだろ。ゾラージャのことをバクージャジャが罵倒してた時、コーナは庇うような発言をしてたから仲は悪くなさそうだったけどな。
ただ純粋に頭悪そうな発言だったからつっこんだだけかもしれないけれど。理屈屋理系っぽいもんね(?)
私は正直、ウクラマトとコーナに手を組ませて、「コーナを王位に就ける」または「ウクラマトを王としつつ実務はコーナが執り仕切る」のが現時点では一番平和かつ国の為になりそうだなと思いました。
ほか、ウクラマト関連で引っかかったのはこのあたり。

人脈や人柄は大きな強みの一つだけど、一国家を治めんとする物語で王座に就く決定打になるのが「絆の力」として描かれちゃったら萎えるかも。
暁月までの経緯でFF14のメインクエストは今まで歩んできた旅路の中で出会った人たちとの絆を大切にしてるのは汲み取れるんですが、さすがにそれで王座争奪戦を解決しちゃご都合主義すぎるような気がしてしまうな。
今まで描いてきたストーリーを大事にしつつどう展開させていくのかまだ全然わからなくて面白い。新章楽しいね。
本題。
・黄金卿へ至った者がトライヨラの王位に就く
・黄金卿へ行くためには7人の選者の試練を乗り越えて、王の封印を解くための秘石を揃える
とのこと。分かりやすい。
石碑を参考に各部族を回ることになったけど、なんとなく紅蓮のリベレーターでリセと各地を回った時を思い出しちゃった。
とりあえずは近くからということで、ペルペル族の村とハヌハヌ族の村でいつものお使いクエスト。


うーん、「人脈」「絆」で片付けられそうな気配がしてきたぞ。

もう薪拾い時代のことは忘れてやれ。

アリゼーはスパイス効いている方が好き……と。メモメモ。
ここまでストーリーでのお膳立てがあると、普通にウクラマトが王位に就きそうだね。
ウクラマトがひたすらに善で人望があるのと、私の想像よりトライヨラは各部族それぞれが統治しているためか政治面が今まで冒険してきた他国よりも薄いので、絆と人望で集めた優秀で善良な部下の力でカバーすればウクラマトが王でもなんとかなる気がしてきました。

チームイケメン現る。

7.0のグラフィックアップデート実施により、初期実装顔面モデルの1人だったサンクレッドのイケメン度が増している。目元や肌の質感の違いかな。
次のモブリン族の村とウクラマト誘拐事件はコーナの思想と、コーナに足りていないものが見えてきた気がします。
連王と主人公の手合わせ&会談や、コーナとウクラマトの関係性も見えてきました。
血が繋がってなくても、部族が違っても、本当の家族だと思ってるんだね。
これ、多部族国家の王族としてやっていく上では、かなり重要な価値観形成の1つになってたんじゃないかなーなんて思ったり。
連王が実子と異部族の養子で扱いを分けてたらこうは育たなかったのでは。

お兄ちゃん……!
コーナ王子にシスコン属性が追加されて、あの、私、彼のことだいぶ好きです。
このゲームには良い兄属性が多すぎる。
ヨカフイ族では秘石2個ゲット。
ウクラマト陣営はバクージャジャに秘石1個盗られているので、現時点で試練は5つクリアして手持ちの秘石は4個。
モブリン族の村へ行く道中のレベル91IDと、ヨカフイ族の試練で高山に登る道中のレベル93IDでNPCと突入すると、アルフィノとアリゼーが普段と違う役割のロールをこなしてくれるのが面白かったです。
※91ID:アルフィノ→主人公がヒーラーの場合、賢者のままDPS扱いになる。
※93ID:アリゼー→主人公がDPSの場合、赤魔導士のままヒーラー扱いになる。
ちなみに主人公がタンクの場合はウクラマトがタンクの座を主人公に譲ってDPSを担ってくれます。レベル93討滅戦でも同様。
93討滅戦はヨカフイ族の2つの秘石のうちの1つに絡めてくると思ってたはいたけれど、ゾラージャ、コーナ王子陣営の3人、ウクラマト陣営からアルフィノを除く5人で共闘できて楽しかった。
合間のキャラクター吹き出しセリフがたくさんあるのが好きです。
続くシュバラール族の試練では、コーナ王子の考え方や価値観にも成長の兆しが見えて良かったです。
歴史やその土地ならではの文化的な面、そこに住まう人々の暮らし、そうして連綿と受け継がれてきた想いも大切にしていける思想はウクラマトにあってコーナに無いものの1つだよね。


薪拾いはもはや持ちネタと化したのだ。好き。
クリアしたシュバラール族の試練が2陣営ずつ組んで行うチーム対抗戦かつ、勝った方にしか秘石をあげないよという試練だったので、王位継承レース……というか黄金卿封印解除レースはコーナとウクラマト(愛称ラマチ)が一歩リード中。
実際にはウクラマトはバクージャジャに秘石を1個盗られているので、コーナが一番リードしているけれど。
勝者にしか秘石あげないよと言いつつ、料理作り直したら敗北した人にも秘石をあげるんだろうか。
バクージャジャは最初から秘石は奪えば良いと思っているみたいだけど、ゾラージャはどうするんだこれ。
新たな入手ができないなら奪うか黄金卿突入手前で妨害して利益だけ得るかのどちらかの手段しかなくなってしまうのでは。
そんな感じで6個目の秘石をコーナ陣営とウクラマト陣営がゲットした後。
すぐにシュバラール族族長フンムルクの娘であり、命を狙われたためにグルージャジャの養子としたことが主人公にだけこっそり明かされたり。

そしてその後すぐにバレたり。

はっや。
試練を通じて各部族を知る旅、わりとサクサク進めて黄金卿の話にシフトしていくつもりなんだなと思ってたけど、さすがに出生の秘密はもう少し引きずるかと思ったよ。
サクサクと記載しましたが文章ボリュームと移動や丁寧な描写があるのでここまでで駆け足感や尺の足りない感は一切無いです。
新規登場キャラクターに対して好感と持ちやすい流れで描かれているんじゃないかなと思う。
その分主人公の影が薄いのはご愛嬌。世界を救った主人公、後方保護者顔も似合ってるよ。
ただ、ウクラマトは一度バクージャジャによって誘拐されて秘石を盗られ、今後も妨害や強奪が予想されて注意しようって話はすでに出ており、そもそも王族なのに基本護衛も無しに動いていて……さすがに迂闊すぎでは……。

とはいえ、少しずつ王らしくなってきたね。

こっちもね。

ヒュー!流石、元・愛の詩人(笑)は言うことが違うねえ!……ごめんって。
冷やかしたけど、ここすごく好きなシーンです。
サンクレッドもウリエンジェも今でこそ良い歳上ポジションだけど、漆黒と暁月の物語を経て成長しているから。
そしてそれを仲間の一人として見てきたので、この言葉の重み、温かみを受け止めやすいなと思いました。
ウクラマト陣営は対バクージャジャ戦で秘石を取り戻しているので、残る試練と秘石は1個。
マムーク族の試練の地。兼、黄金卿の夢の発生地の噂の地、青の森。

バクージャジャの父が選者なの、正直だめだろ。
まあウクラマトの本当の父も族長だからか選者だったし、バクージャジャ父もそういうポジションなのかな。

バクージャジャパパ、お前……。
子が子なら親も親。
彼ら、双頭を産むためにフビゴ族とブネワ族で本人たちが望まなくても結婚させてひたすら子ども作って双頭じゃなければ処分してそう。嫌だ。
と思ってたけど、産み落とされても殻を破れずに亡くなりやすく、100人に1人くらいしかちゃんと産まれてこれないとわかっているのに双頭が産まれるように何度も何度も繰り返させてる、とのことなので、私が想像してたよりはややマシだったか?
いや、ほぼ生きられないってわかってるのに子作りして、ほぼ生きられないってわかってるのに卵産むのも地獄か。因習村だ……。
ところで青の森の曲、私すごく好きです。
トライヨラのジャズっぽい曲もすごく好き。
FF14はBGMが本当に良い。
コーナとも協力して改善案が見つかり、あとは双頭が一番強いわけじゃないと証明するだけとなり、最後の試練。

コーナ、本当に頭が良くて国のために動ける人なんだなあと思いました。
頭でわかっていても今までの考え方を変えたり、今まで自分が目指してきたものを託すことなんてなかなかできないことだと思うので。理屈屋とか思っててごめん。
コーナが今まで旅をしてくれたサンクレッドとウリエンジェにお礼を言うシーンも大好きです。
自分を変えた出会いだったことをちゃんと理解してるんだね。

一方のバクージャジャパパ、お前というやつは……。往生際が悪い。
最後改心したのでちょっと許した。
なんやかんや言いつつ黄金卿の封印を解く為の最後の秘石もゲットし、ケテンラム登場したけれど、この人何歳なんだろう?年齢感覚がバグる。
黄金卿は話の展開通り青の森の奥にあった。

アリゼーちょっとうんざりしていらっしゃる。わかる。好きだ。アラグ関連じゃなくてよかったね(?)
黄金卿の謎を残したまま、ウクラマトを新たな王とする継承式へ。
ゾラージャはどうするんだろ。後で剣向けてきそうなんだけど。

2人は連王!

長い目で見たら問題もありそうだけどね。
まあ、ウクラマトもといラマチの性格や政治力を考えると国としては良い選択だと思います。
元々グルージャジャ自体が一つの身体に二人(の頭)っていう人だったし、国民も受け入れやすそう。
新王へ移行したことでばたついているのか黄金卿の話はもう少し後になるっぽいので、主人公は里帰りするエレンヴィルと一緒にサカ・トラルへ。
ここまででまだ大陸の半分しか訪れてない上にメタ的にも95IDまでしか終わってない。
黄金卿の話と行方不明のゾラージャ、その側近のくせになんか企んでそうなサレージャ、何者かに襲われたケテンラムさんの伏線は回収されるとして、あとは何が待ってるんだ。
今のところ、今までの新生〜暁月のストーリーのように国家や世界を揺るがすような規模の暗躍も見受けられないので、単調といえば単調かな。
世界が落ち着いた後の冒険なので仕方ないんですが、黄金スタート〜王位継承までは「大型パッチ間の繋ぎで生じそうな話」という印象です。
キリがいいので、サカ・トラルへ向かう前にロールクエストを途中まで消化しに行きました。
トラルヴィドラールの力が込められた祭器が盗まれたので、各ロールごとにそれぞれ取り戻せ!という内容。
ヒーラーと近接ロールのみプレイした現状では、特筆すべき感想は特にないです。
漆黒のロールクエストではアルバートの歩んだ旅路を追体験し、暁月では世界の脅威に迫られている最中、かつて旅した国々の「今」を知るストーリーだったので、登場人物や設定もプレイヤーに馴染み深かったんですよね。
今回はそれがないので、ただのサブクエスト感があり、個人的には面白みにはかける印象でした。
他のロールクエストをやったらまた印象が変わるかもしれませんが。
寄り道も済んだところでサカ・トラルへ出発!
後編へつづく!
暁月のフィナーレ初見感想メモはこっち。