日寇暴行实录の生き埋め合成写真について 1(日寇暴行实录とは)
英語版の Wikipedia で南京事件のページを見ると、このような合成写真が表示されます。
(日本語のWikipediaのページでは、『南京事件』ですが、英語では『Nanjing Massacre (南京大虐殺)』と表示されます)
この写真は Wikipedia に正式に登録されている写真です。
出典元は『日寇暴行实录』と『朝日新聞』です。
よく見るこの写真も『日寇暴行实录』が出典元です。
では、この『日寇暴行实录』とは何なのかと思い調べてみたのですが、『日寇暴行実録』(中国国民政府軍事委員会政治部、1938年)と書かれたものは見つかったのですが、いくつもの写真の出典元として採用されている重要な本のわりに、Wikipedia の専用ページはありませんでした。
Wikipedia : 笠原十九司
そこで、さらに『日寇暴行実録(日寇暴行实录)』について調べてみたのですが、どうやらこれはかなりのインチキ情報満載のプロパガンダ本らしく、南京大虐殺でもなんでもない写真を南京大虐殺の写真として掲載している、出典元として掲載するのは不適切極まりない本だと言う事だけは確かなようでした。
ちなみに、⬇のテリマカシさんのTweetはやっと見つけることができました。
Twitterではテリマカシさんの日寇暴行实录のTweetは検索されなくなっていて、発見が困難です。
私は通常情報を見やすくするためにURLではなくスクショで情報を保存しているので、サーチBANが入ったり鍵垢になったりするとURLの保存が困難になります。
今回は、OCRで文字列抽出した後、その文字列でGoogle検索を行うことでやっと見つけることができました。
(Twitterさんはしずらくなるので検索できなくなるのでサーチBANはほんとやめて。🥺)
これは『日寇暴行实录』のキャプチャー画像ですが、『輪姦』と言う文字が見えます。
でも実際には、これ⬇がこの写真のオリジナルです。
輪姦も虐殺も全く関係ない、昭和十二年十一月十日のアサヒグラフで使われた日本軍が駐留中の平和な中国の農村の写真です。
『日寇暴行実録(日寇暴行实录)』は、いくつもの南京大虐殺やレイプオブ南京の出典元になっている重要なプロパガンダ捏造書籍ですが、これについての Wikipedia の専用ページはありません。
誰か作ろうとしたのかもしれないですが、とりあえず今のところは存在しないようです。
恐らくですが、もし日寇暴行実録(日寇暴行实录)の Wikipedia のページが作られたとしたら、どれほど多くの捏造がなされたかの説明で埋め尽くされることでしょう。
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