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4年不妊治療・3回流産・AMH0.3→42歳自然妊娠 年齢や性別のレッテルやリミットがあっても、自分の望みを諦めずに前向きに進んでいきたい

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4年不妊治療・3回流産・AMH0.3→42歳自然妊娠 年齢や性別のレッテルやリミットがあっても、自分の望みを諦めずに前向きに進んでいきたい

最近の記事

42歳妊活で一番不安だったこと

39歳から妊活を始め、約3年通院〜人工授精・体外受精〜流産等…を経験し、不妊治療クリニックを離れてからもなお、自己流で妊活を続けていました。 そんな40代妊活の中で、最終的に最も自分を不安にさせたものがあります。 AMH(最終測定時0.3)よりもっと不安だったこと。 それは、生理の出血量の少なさと、じわじわと縮まってきた生理周期の短さでした。 もともと生理周期28日、量少なめ、というのが自分の生理でしたが、41歳を過ぎたあたりからグッと経血の量が減り(2日目だろうとナ

    • 4年の不妊治療を経ていま思うこと

      いま、私は幸運にも妊娠をして、42歳にして初めて安定期まで妊娠し続ける事ができている。 それを機に、ここまでの不妊治療の日々を振り返って、あれが良かったのではないか、あの検査はどうだった、など一人勝手に書き連ねている。 が、今でもnoteを開くと、妊娠記録や育児の記事ではなく、不妊治療や流産に悩みもがいている方の記事が目に入ってしまう。そして読んではその苦しみに共感してしまう。 4年続いた不妊治療の沼のような日々の事は今も到底忘れられず、今こうやって自分が過ごしているの

      • 40代妊活・やって良かったこと【アマニ油習慣】

        約4年間の妊活(不妊治療3年→自己流妊活1年→自然妊娠)の間にやって良かったと思うことを振り返っています。 クリニックでの不妊治療を離れるにあたり、できる範囲で食生活を変えてみたことは前にも書きました。 ざっくりいうと パン、小麦 →米食(玄米たす) コーヒー →温かいお茶(タンポポ茶など) 牛乳   →豆乳 炭水化物 →タンパク質多め などですが、他にもやって良かったと思うことがありました。 油を変えたことです。 脂質の効能 これも整体院で言われたり、本で読んだ

        • 40代妊活休止してやったこと【ミトコンドリアが大事と言われて】

          3年ほど不妊治療をやってきて、自分が妊娠できない最大の理由は卵子の質にありそうだと感じるようになりました。 40歳を過ぎている、という年齢的な事実は勿論、採卵しても胚盤胞まで育つのが難しかったり、着床しても稽留流産を繰り返してしまう、という状況が一番重たい事実でした。 不育症検査をしても、それ以外の検査でも具体的な異常を見つけられない以上、 着床できないわけではない、 なら育ち続ける力をもった卵子を自分の体で育てることしかないと感じたのです。 卵子の質向上を調べていると

          42歳が妊娠するまで【やって良かった検査とやらなかった着床前診断】

          4年の妊活を通して、皆さんと同じように様々な検査をやってきた訳ですが、中でもやって良かったなぁと感じる検査を振り返ってみます。 ◆AMH検査(含む不妊一般検査) 妊活を始めたタイミングはもちろん、私は転院のたび、そして妊活の休み明け(通院が数ヶ月あくと要検査だった)と合計4回検査しました。 1回目(39歳)  1.0 2回目(40歳)  0.6 ←ここから体質改善開始 3回目(41歳)  0.9 4回目(42歳)  0.3  ←頑張ったけど最終ここ😭 都度費用がかかり、

          42歳が妊娠するまで【やって良かった検査とやらなかった着床前診断】

          妊活休止してやったこと【AMH改善…タンポポ茶の効果】

          https://note.com/siny3909/n/n2f8e6104d347 胚盤胞さえ育たなくなっていた私は、不妊治療クリニックをお休みし、妊活整体に通いながらファスティングや食生活の改善をして半年ほどで自然妊娠に至りました。 …しかし、この時の自然妊娠は【3度目の流産】という形で終わってしまいます。 それまでの2回の流産同様、いやそれ以上に辛い経験で、流産が3回続く確率を計算しては"なぜ自分は…"と、努力も願いも届かない世界があることを痛感し無力感、絶望の底に沈

          妊活休止してやったこと【AMH改善…タンポポ茶の効果】

          卵の質って変わる?流産後にやったこと【食革命・大好きコーヒーをやめて】

          〜前回まで〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 ⑥手術〜大学病院へ ⑦初めての流産〜大学病院での体外受精 ⑧2院目の体外受精 ⑨2度目の流産 ⑩治療お休み〜鍼・妊活整体へ ファスティング&食事指導 卵子の質や自身の体質改善を目指して、家から1時間ほどの妊活専門整体に通い始めました。 妊活以前からマッサージや整体は好きで、かなり色々な所へ通ってきていたので、整体の東洋医学的な考えには抵抗がなかったのですが、い

          卵の質って変わる?流産後にやったこと【食革命・大好きコーヒーをやめて】

          41歳・流産後にやったこと【⑩鍼灸と妊活整体】

          〜前回まで〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 ⑥手術〜大学病院へ ⑦初めての流産〜大学病院での体外受精 ⑧2院目の体外受精 ⑨2度目の流産 https://note.com/siny3909/n/na96554e39fff 私にとって2度の稽留流産は、ただ悲しい・辛いというだけでなく、このまま高度不妊治療を続けることに対する気持ちを大きく変えるきっかけになりました。 最高峰の一つだと思える病院に通っても、

          41歳・流産後にやったこと【⑩鍼灸と妊活整体】

          40歳・低AMH・流産2回後の妊活【⑨2度目の流産と治療再開】

          〜前回までにやったこと〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 ⑥手術〜大学病院へ ⑦初めての流産〜大学病院での体外受精 ⑧2院目の体外受精 有名クリニックへの転院後の体外受精。 かろうじて1個採卵できた卵(Dランク胚盤胞)の移植で陽性反応が出るも、稽留流産に至った前回。 1回目の流産と違ったのは、自然妊娠でなく移植後の流産であったこと。 ようやく望んでいたクリニックでの治療を始めた直後だった。 ぬか喜びになっ

          40歳・低AMH・流産2回後の妊活【⑨2度目の流産と治療再開】

          40代妊活・低AMHで妊娠できるのか【⑧2院目の体外受精で気づいたこと】

          〜前回までにやったこと〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 ⑥手術〜大学病院へ ⑦初めての流産〜大学病院での体外受精 とうとう40歳 一つ目の病院で タイミング法 二つ目の病院で 人工授精 三つ目の病院で 体外受精(とポリープ等治療) 四つ目の病院で 体外受精 不妊治療を始めてからは、通院や排卵や生理や服薬タイミング等…とにかく治療にまつわる物事が生活を軸となして日々を送らざるを得ず、気づいたら2年の時が経

          40代妊活・低AMHで妊娠できるのか【⑧2院目の体外受精で気づいたこと】

          4年妊活のすべて【⑦初めての流産~大学病院での体外受精】

          〜前回までにやったこと〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 ⑥手術〜大学病院へ ポリープや癒着を取る手術の後、自然妊娠が発覚したところまでが前回。 流産ストーリー こんなことがあるのかと信じられず震えるほどの喜びから、どうも赤ちゃんは育っていなそうだという流産宣告に突き落とされる落差は、流産を経験された方皆さんが感じているように、あまりに酷なものでした。 悲しいという言葉ではとても表し切れないショックで、待

          4年妊活のすべて【⑦初めての流産~大学病院での体外受精】

          42歳・自然妊娠までにやったこと【⑥手術〜大学病院での不妊治療って】

          本当に、高齢妊活の病院選びだけは始めから気合を入れすぎでいい、病院選びの間違いほど遠回りなことはない、と実感した前回。 〜前回までにやったこと〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ④人工授精 ⑤ステップアップの為の転院…ポリープ発見 体外受精への挑戦を決めて、新宿の有名不妊専門クリニックの門を叩くと、予想外のポリープ指摘とそれに伴う転院受入お断りとなったのでした。 妊娠に向けて大きな一歩を踏み出したはずが、最後の望みを打ち砕かれた妊活1年目の年末でした。 一番

          42歳・自然妊娠までにやったこと【⑥手術〜大学病院での不妊治療って】

          妊娠までにやったこと(42歳妊活4年・AMH0.3【⑤転院…まさかのお断り】

          ★これまで★ クリニック受診→タイミング法(3回)→転院→人工授精(3回) と短めのスパンで、ごく一般的な不妊治療の道を歩んできた当時39歳(AMH1.0)の私。 ちなみにこの時リモート無しフルタイム、かつ片道1時間半の通勤をしながらの妊活生活でした。 辛かったとしか言えない修行の日々🥲 ステップアップにあたり転院! さて、2つめのクリニックで人工授精にトライすること数回、夫婦ともに不妊の原因になりそうなものの特定もできず、淡々と一律の治療をすることに全く手応えを感じなか

          妊娠までにやったこと(42歳妊活4年・AMH0.3【⑤転院…まさかのお断り】

          アラフォー妊活・妊娠までにやった39のこと【④人工授精】

          〜前回まで〜 ①一般検査 ②タイミング法 ③卵管造影検査 ステップアップ 39歳でAMHが1.0で42歳相当です、と言われた私は近所のクリニックでのタイミング法を3回ほどで切り上げ、人工授精にステップアップすることを決めました。と同時に、もう少し吟味して不妊治療専門のクリニックへ転院することにしました。 当時は、人工授精という言葉だけで、いよいよ本格的な不妊治療に足を踏み入れてしまう…ように感じていましたが、今思えば人工授精なんて長い長い不妊治療の旅路の、ほんの序の口に

          アラフォー妊活・妊娠までにやった39のこと【④人工授精】

          妊娠までにやったこと(42歳妊活4年・AMH0.3・流産3回【③卵管造影検査】

          卵管造影検査で気絶 ひとつ目のクリニックに通い始めた時に、一般不妊検査とあわせて卵管のつまりを見る卵管通水検査もしましょう、となりました。 ネットで調べると、"どのくらい痛いか"などやたら痛みについての記事が出てきてビビりはしたものの、麻酔もしない検査ということはその程度なんだろうと思い、あまり心配していませんでした。 いざ当日検査。 いつも通りの内診室で準備して、いつも通りの内診のように始まったのですが… カチャカチャ…カチャカチャカチャ… いつも以上の器具の金属

          妊娠までにやったこと(42歳妊活4年・AMH0.3・流産3回【③卵管造影検査】

          42歳・自然妊娠までの4年間にやったこと【その2…39歳のタイミング法】

          初めてのタイミング法 クリニックで一般検査をすると同時に、1回目の診察からとりあえずタイミング合わせてみましょうか、と排卵予定日を教えてもらう。ルトラールやプレマリンも処方してもらっていたはず。 その頃はまだまだ何も知らない妊活初心者だったので、"このあたりに性交渉してね。毎日しても逆効果だから1日おきでいいよ"…など言われることも全て初耳でとにかくそのよーにしようと努めていました。 この頃は病院が近所だったこともあり、通院日も融通が効くなどそれほど負担でなかったので、ス

          42歳・自然妊娠までの4年間にやったこと【その2…39歳のタイミング法】