S!N(しん)

業を焚べてパンを焼きます

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曖昧な美談

理由もなく不安抱いて 夜が来るたび思考の旅へ 足掻く 藻掻く 恨んで 泣いて 装う被害癖 無為な四時が鳴る 戻らないで 嘆願も甲斐なく 耽溺の対価が咲く 愛想なく再走の合図 昨日の亡霊が放つ号令に塞ぐ 月が嗤い 自尊の間隙照らす 眼前の糸を 勧善の意図に酌み 続々と拍動の昂揚を感じ 徐々に頭上を拝す 安堵した途端 俯瞰して悲観 覚醒して shat down 澱む問う どうにかして「僕」を生かして 熱情に蓋して 劣情に浸した 奥底蔓延る悪臭は 否 左手に頼る手は 幾つまで

    • Kvell

      [Aメロ] さぁ御覧じろ 君の両目が光帯びるのは なりふり構わない俺を網膜に焼き付けるため 伏し目がちな君もお前も貴方もここに来れば 葛藤も渇望も喝采で我を忘れるさ なぁご存知か 君の両手が熱を帯びるのは 振り払い音を立て誓い崇めるため 更にどうだ?二度三度四度叩き合えば 昂揚も幸福も賞賛も示す合図だ [Bメロ] 理解ってきたか? 魂を燃やした分だけ 辛かろう しんどかろう 辞めたかろう そうだろう過労 だけどまだ 許さない 折れんじゃない 離さない 仲間だろう ついて

      • 阿吽

        阿 ウンザリすることばかり 馬鹿が豚持ち上げ 端から棚から牡丹餅狙い 般若波羅蜜多至らん 凡愚煩悩こそ 生 ゲンナリすれども現世に 浄土が丁度よく 顕現する願望 チャンチャラ可怪し 到底お門違い 遠離一切顛倒夢想 笑止 不可注視 fucking real 阿吽 阿吽 阿吽 散々恨んだ現世から遠くなる 過去・未来も 混ぜ合う 段々ハイになり身体軽くなる 安穏・説法 ブレイキンバリア 夜半ハイになり思考躁になる 万能・合法 ドーピングラリラ 夜行バスに乗り涅槃へと至る 全

        • 五月病

          今日もドアノブが重いのは神様が 止めてくれているのでしょう 何かと物騒な世の中だから 出たくない出たくない きっと僕は死んでしまうから happy life 囚われたちっぽけな命よ どこにも逃げ場もない このドアの向こう側には 僕を殺すアレが住み着いてる 一歩出れば狩られてしまうから 出れない出れない 今日も 藍色の空気に潰されている 何もすることもないし腐るだけ 人との接し方すらさえ忘れたし うまく笑えないから happy life 囚われたちっぽけな命よ どこにも逃げ

          unfair

          天秤の左右は揃わない 肝心肝要な土台が ホラ グラグラで 誰の思惑で 動くか深く思案する間も無く 今日も業を両手に乗せる 罪状糾そうと 正論を投げても 理解示そうと 温情で諭せど 曖昧な贖罪で逃走 挙句 脳が「No」嘔吐 停止した思考回路 オーバーヒート Let's 再起動 降り積もる不平 遣り切れぬ不満 一寸先より発散先を求め 闇 脈動に合わせ拡散 思考蝕み収束 成す術無く 気が気で無く 自我の和が歪み 止め処なく 透明度無い饒舌な悪態が 四肢に絡み五体が 其の重さ増

          swarm

          大層に繕った言葉が大正義 拡声器越しに絡まる 虚も実もその実興味が無い 着実に蝕み矜持も無い いつからだ どこからだ 誰が誰に何を言ったんだ 良い様だ 喚きながら 息の仕方も忘れたってさ 差し障りの無い文字列を押し並べて 謗られて喜悲蟠る 是だ非だとひさめくのもキリ無い 忌が避でも犇めく道理も無い 自らさ その身体 逃げ場行き場もなくさせたんだ 良い様だ 喚きながら 息の仕方も忘れたってさ 咲いた冴えない期待外れの苗 唐突ゆえ到達不可来夏 排他 我以外 自己愛肥大 蒙

          退院しました:左耳下腺腫瘍摘出

          初めまして、S!N(しん)です。 先日Twitterで不意にお知らせしたんですけど、 記事タイトルの通り『左耳下腺腫瘍』の摘出手術で入院していました。 突然のお知らせでご心配をおかけしましたが、無事退院しました!! 心配ありがとうございます。嬉しい。生きてていいのね私(重い) 手術という非日常的な行為に出くわしたので、 『耳下腺腫瘍』というのがどういう病気(?)なのかという軽い説明を交えつつ 備忘録として入院の様子をメモに残しておこうかなと思います。 単なる読み物とし

          ¥500

          退院しました:左耳下腺腫瘍摘出