西本願寺 帰敬式(ききょうしき)1月15日 ゆきて帰りし物語。
京都 西本願寺で帰敬式を受けてきた。参加した理由は、特に信心深いわけではなく「好奇心」から。
僕にとって「好奇心」は、前進するためのエネルギーになる。
これからの年忌のこともあるし つながりを大切にしたいという気持ちもある。
集合の橿原神宮駅から近鉄特急で京都へ。住職と坊守さんの案内で11名が参加。父の遠い親戚の人もいた。父のいとこの兄弟の・・?。昼ごはんは特急の車内で食べた。京都駅からタクシーで西本願寺へ。12時まで自由時間なので撮影を楽しむ。12時より受付開始で 13時の本番前に説明と練習があり 30分の正座は辛いので椅子席を選択した。
13時になり帰敬式が始まった。広すぎる御影堂は、やっぱり寒い。今回は42名が受式したとのこと。
髪にカミソリを当てる真似をするおかみそり(帰敬式)は儀式は、25分で終了。
すぐに阿弥陀堂へ移動してお話を聞く。身が引き締まる思いがしたと坊守さんに言うと なによりですと。
最後にいただいた法名は「釋横超」(しゃくおうちょう)坊守さんに「いいですね〜、おめでとうございます!」
原典版、注釈版と解説があり 阿弥陀如来の本願を弘めましょうという意味らしい。
僕の解釈は「横のつながりと自分を超えていく」から「横超」
写真や読書つながりの人たちを大切に 自分を超えていく。
記念写真の撮影後自由解散。最後の法要を参拝することにした。
住職の曰く「相撲で言うなら千秋楽や」。
14時から令和5年の御正忌報恩講法要の逮夜(たいや)法要 広門類作法(こうもんるいさほう)とご門主様ご親教が15時過ぎまであった。
ご門主さまは若い!40歳代だろうか?
広い御影堂に400人くらいの参拝者とお坊さん40人?というスケールに圧倒されつつ参加した。
モニターテレビ8台に解説テロップつきで中継があった。カメラは5台以上か?ライブの迫力とあっというまの1時間。
期待と不安が入り混じった帰敬式だったが 無事終わりホッとした。
宗教の役割はなんだろうと 改めて思ったし みなさん日々精進しているのだろうか?信仰心というのも謎めいている。
お疲れさまでした。
帰敬式とは(西本願寺のホームページ)
帰敬式とは、阿弥陀如来・親鸞聖人の御前で浄土真宗の門徒としての自覚をあらたにし、お念仏申す日暮らしを送ることを誓う、私たちにとって大切な儀式です。 この帰敬式を受式され、仏弟子となった方には本願寺ご住職(ご門主)より法名が授与されます。 帰敬式を受式し、共にお念仏を喜ぶ人生を歩みましょう。