幸せになるための不幸を避ける思考法Ⅲ

今回もロルフ・ドベリーさんの著書である「Think smart」を読んで学んだことを紹介させていただきます。

※本書はストーリー性がなく、各思考法を紹介しているのみなので、この投稿から読んでいただいても問題ないです※

最適な選択ができない理由

私たちはよく選択肢の見過ごしをしていると著者は述べています。

つまり、一つの選択肢を事前の選択肢と比較することを忘れてしまう傾向があるということです。

例えば、ネットショッピングをしている際に、欲しい服を見つけたとします。その商品を購入して満足しますが、後日ネットショッピングをした際に、以前購入した服よりもコスパが良く質の高い服を見つけてしまったときなどです。

正直、私はよく「選択肢の見過ごし」をしてしまっています、、、

もし読者様も同じような経験をしているのであれば、下記の対策を心がけてみてはいかがでしょうか

・選択肢を一つ示されても、現状とその選択肢を比べるのではなく次善の選択肢且つ同じレイヤーのものと比べる

日頃から上記の対策を心がけることで、不幸な選択をすることを避けられるのではないでしょうか。ぜひ実践してみてほしいです。

平均を疑う

よく「平均」という言葉を使われており、私たちはその「平均」という言葉に騙されていると感じました。

本書でも扱われている例を取り上げると、「水深が1メートル以上ある川は決して渡ってはいけない」と言わている川があったとします。

その川は、ほとんどの場所では水深が数センチしかないが、中央では水深が10メートルあるかもしれないのです。

このように平均は危険なことを覆い隠してしまうのです。また、一つのとびぬけた数字があるだけで、平均は大きく変動してしまうのです。

そのため、私は「平均」というワードが出たときは、その数値の背景にも目を配り真実を追うように心がけたいと感じました。

お金の使い方は入手方法によって変化する

この項目を見ただけで、心当たりがあると感じた方もいるのではないでしょうか

念のため例を挙げると、賭け事に勝ったり、偶然拾って得たお金の扱いは、働いて稼いだお金よりも雑になるなどです。

本書では、「予想外の利益を手にすると、リスクに無頓着になる傾向」があると記載されています。

この現象を「ハウスマネー効果」というそうです。ここまで読むと、確かにたまたま得たお金は大胆に使ってしまった経験があるなと思った方も多いのではないでしょうか。働いて稼いだお金と偶然得たお金の価値は変わらないのに、、、。

そのため、今後は偶然得たお金には注意しましょう。使い方によっては損をするかもしれないですよ。

目立つものに注意しよう

人は目立つものが重要だと無意識に判断してしまう傾向があるそうです。 その現象は「突出効果」と呼ばれています。

例えば、身長が190センチある人が殺人をした場合、その統計を調べた際にたまたま相関関係があれば、「身長が高い人は殺人を犯す確率が高い」と決めつけてしまうなどです。

「身長が190センチ」というワードと「殺人」というワードは両方目立つものであるので、重要な関係がなかったとしても無理やり結びつけてしまうのだと思います。

そのため、突出した情報は思考を鈍らせることを知り、逆に目立たない部分にも目を向けることが不幸を避けるために必要なことだと感じました。

ほとんどのことは偶然に過ぎない   

前の項目につながる内容になりますが、人の脳は「パターンや法則を探すように作られている」そうです。それこそ身長が高いことと、犯罪者である確率の相関関係を見つけてしまうようにです。

人は自分の考えが正しいと感じてしまう傾向があるため、偶然見つけたパターンがあれば、疑うように心がけましょう。他のパターンが見つかるのであれば、それは単なる偶然に過ぎない可能性があります。

以上で今回の内容は終わりになります。

私がよくやることは、知った内容を誰かに話すことです。せっかく知ったことを忘れたくないのであれば、アウトプットすることが大切です。

ぜひ5つの項目の中で刺激を受けたものがあれば、周りの人にアウトプットしてみてはいかがでしょうか!

次回も「Think smart」について取り上げますので、お時間があれば読んでいただきたいです!





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