アウトプットによる学習効果
想定読者
・たくさん勉強しているのに、なかなか効果が出ない方
・アウトプットにおける具体的・定量的な学習効果を知りたい方
・アウトプットに効果があることは知っているが、実行・継続できない方
結論
・インプット重視よりアウトプット重視の方が学習効果あり
(カーピック博士の実験でアウトプット:インプット=80点:35点の差)
・アウトプットを継続するためには以下を実践する
①アウトプットしやすいプラットフォームを探す
②トピックは自身が精通している事柄にする
はじめに
アウトプットは出力のこと。特にコンピューターで、データを画面に表示したり、印字などで取り出したりすること。(コトバンク参照)
転じて、一般的にはなにかを生み出す・発信という形で外に出すことを指す。
カーピック博士の実験により明らかになった、インプット重視とアウトプット重視における学習効果の違い
<実験内容>(IN:インプット、OUT:アウトプット)
以下4グループで実験を行った。
A. 全ての単語の再暗記⇔全ての単語を再テスト を繰り返す
⇒IN:大、OUT:大
B. 不正解の単語を再学習⇔全ての単語を再テスト を繰り返す
⇒IN:小、OUT:大
C. 全ての単語を再暗記⇔前回不正解した単語のみ再テスト を繰り返す
⇒IN:大、OUT:小
D. 不正解の単語のみ再暗記⇔前回不正解した単語のみ再テスト を繰り返す
⇒IN:小、OUT:小
<実験結果(1週間後に再テスト実施した結果)>
アウトプット重視であるA・Bの得点が、アウトプット軽視のC・Dより高くなった
A. 80点
B. 80点
C. 35点
D. 35点
アウトプットが実行・継続するためには
<なぜアウトプットが実行・継続できないのか>
以下2つが主な理由として挙げられる
①失敗や間違いを恐れてアウトプットできない
②そもそもアウトプットするほどの知識がない
<上記の具体的な解決策>
①アウトプットしやすいプラットフォームを探す
⇒X(旧Twitter)の裏アカウント等、間違いを犯してもダメージが小さい方法でアウトプットを行う。
②トピックは自身が精通している事柄にする
⇒掃除が得意なら掃除のコツ、歴史が好きならお気に入りの偉人紹介等、自身の好きなことや得意なことからアウトプットしてみる。
以上、2分で読めるアウトプットの学習効果でした。
ぜひ実践してみてください~