これが今の日本が発信したかったことなのか
ー逆境の中でどう生きていくか試される時代ー
私は日々自分の内外を平穏に保つため
・コンセプトが見えない
・もとよりの趣意を踏襲していない
・世界の安寧に向かわない
・自我を拡大する
・差別を助長する暴力や吹聴、悪言を有する
これらの感のある物事やコンテンツには自ら近寄らないですし、触れないようにしています。
しかし、近しい方や社会で起こる物事で、そのような状況になることに際しては憂慮し問い、場合によっては変化するよう関わります。
それが戒を有する僧侶として当然の役割だと認識していますし、なにより関わること自体が内外の平和を築く基になるものだと知っているから。
そこで東京オリンピック開会式はどうだったのか。
以前よりお伝えしたように、オリンピズムというのは、世界安寧に向かう素晴らしいコンセプトだと認識しています。
それと照らし合わせた時、今回の開会式はどうだったのか。
私は今の日本が発信する素晴らしいものが観られると期待してすべて観たのですが、観たからこそ、これが今の日本が発信したかったことなのかと愕然としました。
そして私もその一員だということが悲しくて数日うちひしがれておりました。
幸い、競技が始まり日本選手達、そして開会式含め関わっているスタッフ達は、きちんとオリンピアンとして誇りを持って全うしているようで、応援したくなります。
リンク先にて書かれていること。
きっと本当なのだろうなと。
日本の置かれているこの地平の上で。
これからも日本に住む者として世界的逆境の中でどう生きていくか。
いっそう試される時代になったと覚悟し、気持ちを引き締め直しました。
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