ひとときの癒しマインドフルネスに 仏法の教えは一切入っておりません

マインドフルネスを、ひとときの癒し的に使用しているならば、そこに仏法の教えは一切入っておりません。ですのでひとときの癒しマインドフルネスを、仏教由来や正念などと説き、そこから宗教を抜いてなどと教えるのは正直間違っていますし止めていただきたいです。

なぜならひとときの癒しマインドフルネスは、より善き生き方となるためには何の作用も及ぼさない、もとより仏法に則したもののないマインドフルネスだからです。ですので伝える際、仏教や禅を権威付けのように利用しないで下さい。

仏教は仏教としてのマインドフルネスがありますが、それはひとときの癒しマインドフルネスとは別軸で構築された、善き生き方を精究していくマインドフルネスです。

そのひとつとして「bosatsuマインドフルネス」があります。

〈日本の僧侶の方々へ〉
仏教の行や経の一部をアレンジし、ひとときの癒し法としてマインドフルネスや心理法・身体法・芸事に使用し伝えている僧侶もいるように見受けられます。

さらにお伝えされる際、僧侶という存在であることや、経や行の神秘性を権威付けとして利用しているよう散見される方々もいらっしゃるよう見受けられます。

戒を授かった僧侶としてそのように伝えているならば、私はその方の僧侶としての見識を疑わざるをえません。

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