見出し画像

のんびりぼちぼちで行こうよ

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingo(しんしん)です。
皆さん忙しい毎日を送っているのではないですか?学校や仕事、人間関係など、いろいろなことに追われて、「もっと頑張らなきゃ」「迷惑をかけたらダメだ」と思い込んでいませんか?
しかし、忙しさに追われてばかりでは、大切なことを見失うことがあります。たとえば、毎日の予定に振り回されて、自分が本当にやりたいことや、心の休息を取る時間を後回しにしていませんか? 頑張ることは素晴らしいですが、それが自分を苦しめているとしたら、それは見直す必要があるかもしれません。

また、無理をしすぎると心や体が悲鳴を上げることもあります。ストレスや疲れを感じても、「もう少し頑張れば大丈夫」と無視してしまうことも多いのではないでしょうか?でも、そんなときこそ、自分自身に優しくすることが大切です。今回の記事では、無理をしすぎず、自分らしく生きるための考え方をお伝えします。少しずつ、自分のペースで進むことの大切さを一緒に考えてみましょう。そして、その中で、自分自身を大切にする方法を見つけてみてください。

自分のペースで進もう

「早く行動する人が成功する」とよく言われますが、スピードばかりを気にしていると心に余裕がなくなります。

自分のペースで進むことは、怠けることではありません。自分の体や気持ちを大事にしながら進む方が、結果的にうまくいくことも多いです。焦らず一歩ずつ進むことで、大きな成果を手に入れることができます。

例えば、朝の通学や通勤ラッシュでストレスを感じるなら、少し早起きして混雑を避けてみるのもいい方法です。ちょっとした工夫で、毎日がもっと楽になるかもしれません。また、スケジュールに余裕を持たせることで、急な予定変更にも柔軟に対応できます。無理をしない環境を作ることが、自分らしく過ごす第一歩です。

さらに、進むスピードは人それぞれで違うことを理解することも大切です。他の人が速く進んでいるように見えても、自分のペースを守ることが自分にとっての最善の方法です。

他人と比べない

SNSを見ていると、友達や知らない人の生活がキラキラして見えることがありますよね。「あの人はすごいのに、それに比べて自分は…」と思ったことはありませんか?
でも、他人と比べてもキリがありません。それよりも、昨日の自分と今日の自分を比べてみてください。昨日より少しでも成長していれば、それは大きな進歩です。

また、自分が本当に大切にしたいものや目標を考えることも大事です。他の人がどう思うかより、自分がどう感じるかを大切にしましょう。例えば、好きなことに時間を使うことや、自分の夢に向かって努力することは、他人には分からない自分だけの価値ある時間です。
さらに、他人の成功はその人の背景や努力によるもので、自分の状況とは違うことを意識することも重要です。他人と自分を比べる代わりに、自分らしい目標を設定して一歩ずつ進みましょう。

小さな幸せを見つけよう

普段の生活の中で、小さな幸せを見つけることができていますか?

例えば、好きな音楽を聴く時間や、美味しいご飯を食べる瞬間、きれいな空を見ることなど。そんな何気ないことが、私たちの心を満たしてくれます。小さな幸せを大事にすると、もっと幸せを感じやすくなります。「もっとすごいことが欲しい」と思いすぎると、身近な幸せを見逃してしまうこともあります。毎日の中で、自分にとっての幸せを探してみてください。

例えば、家族や友達との会話、ペットと過ごす時間、好きな趣味に没頭する時間など、意識的に探すことで幸せは増えていきます。こうした小さな喜びを積み重ねることで、日々の生活がより豊かになります。

無理をしない

「頑張ること」が良いことだと思われがちな日本では、無理をするのが当たり前と思っている人も多いかもしれません。でも、無理を続けると、心も体も疲れてしまいます。
疲れたときは、少し休んでみましょう。休むことや人に助けを求めることは、弱いことではありません。それは自分を守る大切な方法です。

無理をしないでいると、気持ちに余裕が生まれます。その余裕が、新しいアイデアやエネルギーを生む力になるのです。また、無理をしない選択が、自分の健康や幸福感を守る大切な要素になります。
例えば、休む時間をスケジュールに入れたり、無理だと感じたら断る勇気を持つことも必要です。自分の限界を知り、それを受け入れることで、より健やかな毎日を過ごせるようになります。

自分をほめてあげよう

「もっと頑張らなきゃ」「自分はまだ足りない」と思うことはありませんか?
そんなときは、「今の自分も十分頑張っている」と認めてあげましょう。完璧である必要はありません。不完全な自分も大事な自分です。

友達に優しくするように、自分にも優しくしてみてください。それが心を楽にする第一歩です。自分をほめる習慣をつけることで、自信を持つことができ、前向きな気持ちになれます。
例えば、今日できたことを小さなことでもいいので振り返ってみてください。「朝起きられた」「宿題をやった」「友達と楽しく話せた」など、どんなことでもいいのです。それを自分自身に教えてあげることが、自分を大切にする第一歩です。

まとめ

「のんびりぼちぼちで行こうよ」という言葉は、一見すると、ゆっくりしているだけのように感じられるかもしれません。しかし、この考え方は、実はとても前向きで、自分らしく生きるための大切なヒントを含んでいます。

焦らず、自分らしいペースで進むことは、心と体に余裕をもたらし、日々の生活を豊かにしてくれます。そのペースを大切にすることで、無理をせず、自分にとって本当に大事なものを見つけられるでしょう。また、ゆっくり進むことで、周りの景色や小さな幸せにも気づけるようになります。

例えば、忙しい毎日の中で、好きな本を読む時間を取ることや、友達との楽しい会話を心から味わうことは、小さな幸せの一つです。そんな幸せを意識して積み重ねていけば、人生全体がより豊かになるでしょう。

今日から、少しずつ「ぼちぼち」を始めてみませんか?

焦らず、無理をせず、毎日を丁寧に過ごしてみる。その一歩が、きっとあなたの人生をより明るく、幸せで満たされたものにしてくれるはずです。「ぼちぼち」の中にこそ、心の余裕と幸せのヒントが隠れているのです。
しんしん心理研究所では「自分らしく自分のために生きる人を全力でサポートする」を理念に活動しています。もっと自分らしく生きたいと思っている人はいつでも相談に来てください。

いいなと思ったら応援しよう!