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コミュ障対策10の秘訣
こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shigo(しんしん)です。皆さんはコミュニケーションは得意ですか?私は元々そんなにコミュニケーションが得意ではなく、いわゆる「コミュ障」だったのですが、今は少し、ましになっていると思います。
コミュニケーションが苦手だと感じている人にとって、毎日の生活はとても大変なことです。人と関わるたびに不安やストレスを感じたり、自分がうまく周りに適応できていないと思うこともあるでしょう。でも、コミュニケーションが苦手であることが人生を台無しにするわけではありません。今回は、コミュニケーションが苦手な人でも生きやすくなるためのコツを紹介します。
1. 無理に人と話そうとしない
コミュニケーションが苦手な人にとって、無理に人と話すのは逆効果です。特に、不安を感じる場面では、無理に会話を続けることでさらに緊張してしまうことがあります。その代わりに、自分が快適に感じる範囲でコミュニケーションを取るようにしましょう。たとえば、相手に笑顔を見せたり、うなずいたり、簡単な挨拶をするなど、負担の少ない方法から始めることが大切です。
2. 相手の話を聞くスキルを身につける
話すのが苦手でも、相手の話を聞くことに集中するのは比較的楽に感じるかもしれません。相手に質問をして、その答えに耳を傾けることで、自然と会話が続きます。「今日はどんなことがあったの?」や「趣味は何?」など、簡単な質問から始めてみましょう。聞き上手になることは、自分にとっても相手にとっても良いコミュニケーションの方法です。
3. 自分のペースを大切にする
コミュニケーションが苦手だと感じるとき、自分のペースを守ることがとても大事です。相手と同じペースで話さなければならないと感じると、さらに緊張してしまいます。自分が話しやすいときに話し、無理に相手のテンポに合わせようとしないことがポイントです。もし相手が急いでいると感じたら、「少し考えさせてください」と言って、落ち着く時間を取るのも良い方法です。
4. コミュニケーション以外の方法で自己表現する
喋るコミュニケーションが苦手なら、他の方法で自分を表現してみましょう。絵を描いたり、文章を書いたり、音楽を演奏したりすることで、自分の気持ちを表現できます。そうすることで、自分の内面を人に伝えたり、共感を得たりすることができます。また、自分の得意なことを通じて自己表現をすることで、自信を持つことができるでしょう。
5. 自分を責めない
コミュニケーションがうまくいかないときでも、自分を責める必要はありません。コミュニケーションが得意な人でも、時には誤解が生まれたり、うまく話せなかったりすることがあります。大切なのは、自分のできることを少しずつ積み重ねていくことです。失敗しても、それを経験として受け入れ、次に活かすことが重要です。
6. 小さな成功体験を積み重ねる
コミュニケーションが苦手な人が、いきなり大きな社交的な行動を取るのは難しいことです。まずは小さな成功体験を積み重ねていきましょう。たとえば、近所の人に「おはようございます」と挨拶する、スーパーの店員さんに「ありがとう」と言うなど、簡単な行動から始めてみてください。こうした小さな成功が自信につながり、少しずつコミュニケーションに対する抵抗感を減らしていくことができます。
7. 自分に合った環境を選ぶ
コミュニケーションが苦手な人にとって、環境選びもとても大事です。たとえば、大勢の人が集まる場所よりも少人数のグループの方が安心できるかもしれません。また、自分が興味を持っている話題について話せる環境を選ぶことで、自然と会話が弾むこともあります。趣味の集まりや共通の関心を持つ人たちと関わることで、コミュニケーションが楽になることもあります。
8. コミュニケーションスキルを学ぶ
コミュニケーションが苦手だと感じる原因の一つに、スキル不足があります。スキルは学べば向上します。たとえば、本や動画を使ってコミュニケーションの基本を学ぶのはとても効果的です。また、カウンセリングやコーチングを利用して、専門家からアドバイスを受けるのも良い方法です。練習を重ねることで、少しずつ自信がついてきます。
9. 他人の期待に振り回されない
他人の期待に応えようと無理をすることはありませんか?他人の期待に振り回されると、自分のペースを失い、さらにコミュニケーションが苦手に感じてしまうことがあります。大切なのは、自分がどう感じているか、自分にとって何が心地良いかを優先することです。自分が安心できる範囲で行動することが、コミュニケーションを楽にする第一歩です。
10. 自分の感情を大切にする
コミュニケーションが苦手だと、自分の感情を抑えがちです。でも、自分の感情を無視することは心に負担をかけます。自分が感じていることを認め、それを言葉にすることが大事です。感情を表現するのが難しい場合は、日記に書くなどして自分の気持ちを整理するところから始めましょう。
まとめ
コミュニケーションが苦手でも、生活を少しでも楽にするためにできることはたくさんあります。無理に自分を変えるのではなく、自分ができる範囲で少しずつ行動していくことで、生きやすくなります。自分を責めずに少しずつ前に進む姿勢を持ち、小さな一歩から始めて、自分らしく生活を楽しんでいきましょう。
しんしん心理研究所ではコミュニケーションが苦手な人へのサポートも行なっています。ひとりで悩んでいる人はいつでも相談にきてください。