特に意味はない
二カ月ぶりの更新だ。とは言っても書きたいことは特にない。ただ綴りたいときではある。書きたいことはないけれど、書きたいときが深夜にはよくある。この気持ちのアンバランスさ、矛盾さをわかってくれる人は案外いるかもしれない、、
ここ最近、人の生きてるなぁって感じている顔を見るのにハマっている。というか見るのが好きだ。生きてるなぁと感じている人の顔を表現するのは、言語化するのは難しい。この顔はやろうと思って簡単にできる顔ではないと思う。自分自身、そのような顔をした経験はおそらくない。単に輝きという言葉では表したくはない。輝いている顔は割とよく見かけるが、先程言った顔は簡単には見れない。この差は違いはなんなのだろうと思うけれど、生きてるなぁという顔をしている人は少なくとも一度は地獄を見ている、人生のどん底がある、そのような経験をしていると個人的には思う。普通の人は一度でも落ちるとそこから這い上がれないために脚光を浴びることもないから、顔付きも悪くなっていく。むしろそれが自然だ。ただ稀にいる。どん底から這い上がる人間が。地獄から生還する人間が。ここでどうやって這い上がるかとか地獄から生還するかについて話す気はさらさらない。そうやって自ら選んだ道で這い上がり、日の目を見た瞬間の顔は本当に圧巻の一言だ。この顔をしている人は表現者と呼んでも過言じゃないほど自分を表現している。むしろ逆で自分を表現できる場がきたからこそ自然と表情がついてきてるのかもしれない。どちらにせよ、その表情の奥に移るバックグラウンドが、黒く溜まりに溜まった負のエネルギーの解放とでも言えばいいのか、思いっきり蓄積された感情を発散しているその瞬間に人は心から生きているのだと思うのだろう。なんとも逆説的だと感じる。負のエネルギーを貯めに貯めた結果、それが正のエネルギーに変換されて表情に出るのだ。美しさと同時にゾクゾクっと恐怖すらうっすら感じさせるその表情を自分もして見たい。
ここまで書いてきて自分もよく何が言いたかったのか伝えたかったのかわからないが、今この文章を読んでいる君は何を思っているのだろう。ただこれだけは言える。特に意味はない。
どん底からの這い上がり方なんて誰も知らないしわからないだろうから。
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