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僕は努力が下手だったかもしれない

 
「目標を達成したい」という目的があるから、課題に一生懸命取り組む。それが努力、そのために必要なことが努力、そう思ってきた。けれど地道に取り組んだら、思い通りの結果を得ることができるか?と言えばそうとは限らない。例えば「きれいになりたい、志望校に入りたい、ダンスが踊れるようになりたい」という希望や思惑のために、自分で頑張っても報われないのは、単に努力が足りないからなのか? 結果を残せる人との違いは、何かを知りたいと思った。

努力が下手かもしれない

何かをはじめたら「そうなるために、~しなければならない」と真面目に一生懸命取り組む。目標を立てたんだから最後までやり切らなきゃ、頑張れば報われるはず。やめたら努力が無駄になる。それは、避けたい。だから頑張って努力が報われるその日まで続ける


僕は努力が下手かもしれない、そう思うことがある。 

努力の上手い人

努力が上手いなと思う人がいる、思った結果を手に入れるし道筋を外すことがない。そしてその道を地道に歩き続ける事が出来る。要領の良し悪しとは関係なく努力の上手い人と下手な人は明確に分けられる。
努力の上手い人は、スタートしたら「そうしたい、そうなりたい」と決めた自分を、疑ったりしない。
スタートした時点から、「なる」と決めた自分に近づいてるかどうか、その一点を見つめて距離を縮めることにチカラを注ぐ。

努力が上手いと思う人の特徴

1 必要なことにすぐ取り掛かる。
2 やり始めの未熟さを受け入れている。
3 出来るようになるまでやると決めている。
4 取り組んでいることを明るく話す。

1 必要なことにすぐ取り掛かる人は、近づくことが目的なので、やることを先延ばしにしない。先延ばしにしないことで、近づいているという実感を持ち続けられる。

2 始めの未熟さを受け入れてる人は、自分の進み具合を肯定しているので、現状の出来ない事には、いちいち傷ついたり立ち止まることがない。

3 出来るようになるまでやると決めている人はつまづいたとき、上手くいかないとき「あきらめる」と決めている人とは違い、出来るようになるまで「やる」と決めている。

 取り組んでいることを明るく話してくれる人は、失敗したことも共有してくれるので多くの人の励みになる。知らずのうちに人を励ましたりしているので、いつの間にかその人が応援されていく。

努力の方向

「努力が上手い」と思う人は、「頑張ったから」といって努力の先に望む姿があるわけではないと知っている。頑張ること自体には、価値を持たせない。努力はどこまで行っても「なる」と決めた自分に、近づいているかどうかが、重要でそれを優先する。頑張ることがゴールには、設定されていない。「なる」に近づくためならば、素直に頭も下げるし、教えてももらう。

目的が「報われること」にすり替わらない。

報われるために続けるか、近づくために続けるか



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